おばちゃん愚考する ~衆愚といふものは~

 「ん~~~。」
 
 つかみの言葉に困っております。
 
 ちと斧某基地にて、イギリス・ノルマンからアトランティスへの移行について、反対しない(肯定するとは言ってないので一応肯定派とは呼ばない)方の意見を聞いてカッとなったので、その『カッ』の原因を探ってみる試みです。
 
 自分探しの旅です。
 
 「まぁ、まずは要点を。
 
 如何なる処置をとってもクレームは出る、というのは、ある意味において正しい。
 
 王様というのはそういうもんだ。でなきゃ野党だの与党だのというもんはありえない。
 
 多くの場合は、下らんクレームは無視される。全部に従うことなんて不可能だ。
 
 
 だが、最大多数の最大幸福を求める方法として、イギリス・ノルマンからアトランティスへの移行という手段はあんまり意味がわからん。
 
 
 王様だって、「そうしたかった訳じゃない」、そういう風に民草が追い込んだ。
 
 そういう面は、きっとある。おばちゃんは、正直何がどうなったらそういう判断になるのかはいまだに理解出来んのだが、プレイヤーのせいで今の王様がある、というのはれっきとした真実だ。
 
 
 
 プレイヤーが追い込んだ現状にプレイヤーが文句を言うのは、もちっと考えてからにしろ。的な意見を聞いて、ちとまだ混乱中。」
 
 なんとか理屈でへこませたいのだが。
 
 「それは間違ってる。」
 
 そうですか。
 
 「へこませても敵対しても意味がない。大事なのは、何でその意見を不愉快に感じたのかを自己分析することだよ。」
 
 多分理性による所じゃないと思います。
 
 「そりゃ理性で不快になる奴はそうおらん。価値観が全然違うからそのズレに心の底のところで腹が立ってるんだよ。」
 
 うーん。
 
 「それは理屈じゃない、のだが。
 
 それでは話が進まない。不愉快というだけなら何の意味もない。
 
 不愉快な現状にしちまった原因がお前(きうい)のようなプレイヤーにある、という意見があるなら、それはそれで真摯に受け止めるべき。
 
 そこから前に進まんと。」
 
 うーむ。
 
 「とは言え。
 
 難しい問題ではある。
 
 おばちゃん的にはもちっとイギリスにいたいのは本音だし、ノルマンの事件にも出張したい。
 
 それが全部パァになるというんは首肯しがたいもんがあるよ。
 
 しかし、王様がそうした原因が我々冒険者にあるなら、反省すべき点は何か。っちぅこと。」
 
 うん。
 
 「移行するからハイ従います、とスムースにはいかん。
 
 どんなゲームでもどんな政変でもな。多少強引にやらざるを得んし、それに対して文句を言うことは、確かに「またやってるよ」的にも見える。愚痴は聞いててもつまらんしねぇ。
 
 『ツマラン愚痴を言うぐらいなら黙って従えよ、それができないならもっと考えろどうしてそうなったか。』
 
 と言いたい気持ちもわからんではない。」
 
 わからんではない。
 
 「スムースにはいかん。反論は出る。そりゃ確かに。
 
 移行しなくたって文句を言う奴は言う。それも確か。」
 
 堂々巡りを始めたぞ?おばちゃんもっと意見纏めてから話を……。
 
 「何ができるのか、ということだよ。
 
 王様を追い込んだのなら、どうすればそれを元に戻せるのか。
 
 何が王を追い込んだのか。
 
 ……正直、おばちゃんにはわからん。冒険者だ!というのだけはわかる。冒険者のどういう行動が追い込みになったのか。それはちょっと……考えてもピンとこない。」
 
 多分、そこが一番のピントのズレだと思う。
 
 「そう、『王様の税収を少なくしたのは間違いなく我々』なのだが、
 
 じゃあ何がいけなかったのか。
 
 どうすれば安定して税収を得られるようにして、王様に余裕を与えられるのか。
 
 そこが『ちっともわからん』というのが、お前(きうい)とあたしの抱える問題なのだ。」
 
 何がいけなかったのかの時点でもうわからないからなあ。
 
 「鶏と卵ではある。
 
 王様がそういう経営をするから、我等としてはセコく生きていくしかない、のか。
 
 我々がセコすぎたから、王様がセコい経営をせざるを得なくなった、のか。
 
 答えが出るべき問いではもとより無い。」
 
 まあ、意見は色々あるから、ね。
 
 「我々がセコすぎたならそれは何か。
 
 どうすれば王様といい関係が築けるのか。
 
 ……金を出す以外に何かあるのか?」
 
 そこに我々なりの答えを提示しないと。前に進まんよおばちゃん。
 
 「王様の勅命には逆らえん。
 
 大前提だ。
 
 我々はその勅命を出さざるを得ないような、何をしたかな?」
 
 金を出さないセコい楽しみ方。終わったゲームへのしつこい執着。
 
 「だとするなら。『それだけならば』、それは責められる事じゃない。
 
 与えられた場に対して、楽しみたいように楽しむのは当然だ。
 
 誰も彼も金が出せるわけじゃなし、終わったゲームに愛着をなかなか捨てられ無い奴は絶対にいる。
 
 終わったからじゃあ気持ち切り替えようか、というのは王様の役割であって、我々のやることじゃない。」
 
 王様の役割なのか?
 
 「未練を断ち切るのにどうしてわざわざ自分でやらねばならない?
 
 新しい場を用意するのは王様だ。新しい場にヒトが来なければ困るのは王様だ。
 
 新しい場が出来たから、よし、そっちにいこう、今ある場は捨てよう。
 
 そんなに簡単に割り切れん。多くの場合、『捨てざるを得ないから』捨てるんだ。
 
 新しい場しかないから、そこにやや無理気味に興味の方向を向けるんだ。
 
 新しい場を用意したらそこにちゃんと移住しろ、と『言うだけ』なのは、王様としては失格。」
 
 失格。失格とまで言う。
 
 「ノルマン・イギリスの『停止』はまあ、『言うだけじゃない』措置だ。それ『だけ』ならいいんだよ。
 
 未練はある。だが断ち切る措置はした。そこ『だけ』とるなら王様として正しい英断だ。
 
 だが今ここまで反対が出てるのは、『どう考えても納得いかん』からだよ。
 
 未練が多すぎるとかそういう次元ではなく、
 
 『何でそうするのか理解できん』のだ。そこが一番のひっかかり。
 
 やりようは他にいくらでもあるはずなのに、わざわざそこまで大改革する必要が、少なくともあたしにはわからん。」
 
 堂々巡りが始まったよおばちゃん。
 
 「依頼が流れたり不足したりしてるから一本化。ここまでわかる。目的はわかる。
 
 だが、手段が全く理解不能なのだ。
 
 我々の行動、我々のテラネッツに対する渋り方が、それを導いた、のか。」
 
 
 導いた、んだろうね。
 
 「だろうね。」
 
 だろうね。
 
 「どこらへんが?」
 
 ……。
 
 
 「……もちっと様子見だ。岡目八目という。
 
 『何が王様をさふさせたか』、肯定派からもっと意見を収集しないとな。そこから反省しなければいけない。
 
 きういにはわからん、ということだけしかはっきりしていないんだから。」
 
 ……あ。
 
 そこだよ。なんで俺たちが反省せにゃならんのだ。楽しくしてくれと言ってるだけなのに。
 
 「金も出さずに要求するなという話だ。多分な。」
 
 んーーー。ライトユーザを舐めすぎ、というのは、甘い意見かなあ?
 
 
 「そこらへんを判断する為にも、肯定派の意見がもっと必要だ。
 
 『何が王様をさふさせたか』、ここは耳に痛い事もプレイヤーとして聞いておくべき状況。
 
 この際、どっちがどっち、というのは一旦おいておくべき。鶏と卵だ。」
 
 つまりあれだ、コレだけ長い文章出して、出した答えは。
 
 「『様子見します』だね(苦笑)。」
 
 おばちゃぁん……。
 
 「まあ、それだけわかっただけでも収穫さ。」
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