最凶の挑戦者

 「勝利以外欲しくない!それ以上に!このわたしにその期待を裏切らせるものを許せない!
 
 引き分けだの敗北だの融和だの!そんな結末を押し付ける敵や第三者は私の最強を邪魔するものだ、死んでいい!
 
 
 こんばんは、鳩です……。
 
 例によって三国志大戦なのですが、派手に負けて帰ってきましたので大変気分が悪いのです……。ああ、社会的な何かを物理的に破壊したい……。
 
 スパーリングやサンドバッグではだめなのです、これは壊してはいけない、そういうものを壊さねばきっと怨みは晴れぬ、ああああああああ。
 
 
 じまんぐの世界とらのあな売り切れでしたしね……。密林にて注文、主のカードで。
 
 
 まったく期待を悉く裏切られる土曜日でありました……。
 
 
 ……テラネッツの話をするべきだとも思うのですが、活動していないのでなんとも……。
 
 こうなると同系統のブログが更新できている事実が羨ましく存じます……。ああ、話して聞かせたいほど面白いことがあるんだな。それに比べて鳩は何をやっているのだろう……とか。
 
 AFOのロシアリリースとかどうでもいい事柄ですしね……。
 
 どさは金があれば東京行きたいですが……。ここに話題にするような依頼や絵を頼んでいると本当にそれどころではなくなってしまうので……。主に懐が。主(しゅ)の懐が。
 
 とりあえず、青田ぱとすを、依頼 待ち人は来ず・役者編に投入。これは面白いですね……。
 
 企画編→裏方編→役者編と連綿と続いていながら、それぞれのメンバーは統一されていない。当たり前と言えば当たり前ですが、企画、大道具作成、役者をきっちり別々に時間と人員を募集してやってしまうというのは実はBNOの依頼の中でも異色なのではないでしょうか……。
 
 
 ……。あと、東京怪談でも少し動いてますので、ゴールデンウィークに暇を持て余してるものどもは探せ。勅命だ。
 
 
 さて。折角ですし少し書きますか。反応が欲しいですしね……。
 
 イァラ・トレーシス様をちょっとお借りする、予定。
 
 さて、始めますか。因みに今回に限り、エントリタイトルとSSタイトルは一致していません。
 
 『冥府の王と』 でもしておきましょうか。
 
 
 「彼女とは最近どうなんです?」
 
 魔皇・筧次郎の言葉は実に何気ないものだった。
 だが、生来明るい性格の筈の魔皇・イァラ・トレーシスはそれに言葉を返すことはなかった。
 ただ、銃を突きつけたまま。
 
 「……。」
 「得意なんでしょう?それ。」
 
 次郎は両手をだらりと下げた、無防備な直立のまま笑った。
 
 少し離れて彼の逢魔・セイレーンのヴィが鋭い目つきでそれを見つめているが、その様子はさらに次郎の逢魔・レプリカントの鳩が警戒している。
 
 「……もう、撃つことは無いなと思ってたよ。」
 「『思ってた?』」
 「過去形だよ。」
 「『撃つことになるなんて思ってもみなかった』ではなく?」
 「……そうだな。そうだけど、それがどう違う。」
 「大違いですよ。」
 
 首を持ち上げて、見下ろすような下目使いで筧が続ける。
 
 「戦をやめたと自覚するか、戦を忘れてしまうか。その違いです。」
 「……。」
 「あなたは、どっちなのですか?」
 「訊きたいのはこっちなんだ。」
 
 決意を噛み締めるように、イァラがしっかりと言い返した。
 
 「何故。シーラを狙った。」
 「フフフフフフ……。」
 「俺がいなかったら、シーラを殺してたのか。」
 「ハッハッハッハッハ……。」
 「答えろよ。」
 「『ノー』です。」
 「何?」
 「貴方がいなかったらシーラ・イルゼムリヤを殺していたか?ノーです。」
 「ならなんで。」
 
 ナイフを突きつけるような真似を。
 
 「貴方が、ここの隊員だからですよ♪」
 「……。」
 「そうですな、あえて言うなら、正にこうやって銃を突きつけられるために、彼女にはちょっと酷いことをしました♪」
 「何が目的だ。」
 「もう、目的は達成された。あとは片づけが残っているだけです。」
 「だから!目的は何なんだよ!」
 「貴方が、恋人というものを失う危機に際しきちんと怒るか。行動するか。それに興味があった。」
 「ふざけんなよ!」
 「僕はいつだって真面目です♪」
 「あいつは怖がってたんだぞ!想像つくか!泣きながら怖かったって!あの、シーラが。」
 「燃えたでしょう?」
 「ふざけんな!」
 「引き金を引くといい。そうすれば、」
 
 筧が両手を掲げるように挙げた。
 
 「貴方の敵の狂った男はこの世から消えてなくなる。あなたも少しはすっきりするし、僕のせいであなたやシーラのような想いをする方ももういなくなる。……どうしました。」
 「あんた、こんなにあっけなく死にたがる奴じゃないだろ?」
 「……。」
 
 次郎は笑うだけ。
 
 「貴方達がしたいことはさっぱりわかりませんが、反吐が出そうなことだけは確かですわ。」
 「トイレは向こうです。」
 
 ヴィが鳩をねめつけて悪態をつくと、鳩は無表情のまま返事をする。その拳を硬く握って。
 
 「筧さんや鳩さんが何を考えどうしようとわたくしは全く蚊ほども意には介しませんが、巻き込むのは辞めていただきたいですわね。」
 「……巻き込むことこそが趣味なのです。」
 
 ヴィが鳩を睨む。鳩はヴィの挙動に気を配っている。いざとなれば、いつでも。『処置』できるように。
 イァラは、手に持っていた銃からマガジンを抜いた。
 
 「俺は撃たない。あんたが俺に引き金を引かせて死にたがっているなら、そのとおりになんかしてやるもんか。」
 「そんなことはどうでもいいんです。大事なのは『あなたが僕に引き金を引きたいかどうか』です。引くか引かないかじゃない。それこそ、僕が死ぬかどうかなんてどうでもいいんですよ。貴方が何を考え何を感じ何を行動するか。それこそが大事なんです。」
 「引きたくないね。金輪際、こんなものとはおさらばしたいぐらいだ。」
 「じゃあ捨てればいい。」
 「そうもいかないだろ、あんたみたいなのがまだこの世界にはゴロゴロいるんだから。」
 「……わかりあえませんなあ。」
 
 頭を振る筧。
 
 「したいことをすればいいんですよ。殺すことが嫌いなら逃げればいい。やめればいい。
 貴方はここに辿り着き僕に銃を突きつけるに至った。引き金を引きたければ引けばいいんです。貴方を躊躇わせているものは何ですか。つまらない。」
 「俺は。話がしたかっただけだよ。シーラは結果的に無事だし、アンタを殺す理由は無い。」
 「でも銃を突きつけた。」
 「……そうしなきゃ話を聞いたか?」
 「殺意の篭もらない武器に、何の意味があるのですか?」
 「話を聞いたのか?銃を突きつけなくても。」
 「貴方はそう判断したんでしょう?銃を突きつけないと僕は話をしないと。」
 「答えろよ。」
 「でも貴方は撃つつもりなんかなかった。 歪な武器の使い方ですね。」
 「……次郎さん。あんた変だよ。」
 「あーあー、結局わからなかったなあ。シーラ・イルゼムリヤが殺されたら、貴方が仇討ちをするのかどうか。確かめたかったのに。」
 「……。」
 
 それは、イァラ自身にも答えの出せない問い。実際にそうなったら、引き金を引けるのだろうか。怒りと憎悪に身を任せ、殺すことを容認するのか?
 
 「まあ、予測はできるかな。銃は突きつけるでしょうな。殺意は……それなりにあるんでしょう。おどけて見せた僕にすらその剣幕だったのだから。実際に引き金を引くかどうかは、『その時』にならねばわからないか。」
 「まだシーラを狙う心算か!」
 「まさか♪」
 
 筧は声を出して笑った。
 
 「それならば、初めから貴方がた全員生かしておきはしません♪」
 
 パン、乾いた音。
 
 「最低ですわね。」
 
 いつのまに近付いたのか、ヴィが筧の頬を張った音。だがその直後、ヴィの頬を白銀の拳が打ち抜いた。
 
 「ヴィ!」
 
 駆け寄ろうとするイァラの肩が、強い力でつかまれた。筧の手。まるで錨でもつながれたように、肩から脚までが動かない。
 
 「逢魔同士の戯れです。暫く放っておきましょうよ♪」
 
 振り返り見た筧の笑顔が、頭に血を上らせる。右手を構えデヴァステイターを召喚……
 
 「それで?」
 
 筧のもう一方の手が、イァラの首を掴んでいた。
 
 「鳩も加減は知っています。 暫く、放っておきましょう。」
 「……。」
 
 威圧感のある笑顔。
 
 部屋には暫く、セイレーンとレプリカントの殴りあう音が響いた。
 
 
 
 
 いや、兎に角銃を抜かせたかった。」
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