逃げるプレイング

 「肉食べたい。
 
 こんばんは鳩です……。
 
 青田ぱとすのリプレイが上がったので、ご報告いたします……。プレイングは。こちら。
 
 他人とわかりあうことができるかというテーマで芝居を作る、色々と難しい依頼だったのですが、裏方に回ることでその面倒を全部回避したという卑怯なプレイング。まあ、どっちにしろ役者は無理になりつつあったので……。
 
 ハイライト。
 
「テーマ自体はシンプルですんで、あまり道具が煩く語らないセットがええんやないかと思うんですわ」
「じゃあ、いっそセットを抽象的なもので揃えるのも手かもしれないね。例えばこの椅子を並べ直すとベッドになるようにしたり‥‥」
 演劇習慣火曜の舞台監督を申し出た青田ぱとす(fa0182)は、たった今話題に上った椅子の原型となる木箱に腰掛け、円井とセット案について詰めていた。
「うーん、舞台上の限られたスペース、学校と主人公の家とで二分割するよりは、数が多くなければ転換した方が良さそうやね」
 何を幾つ用意してどのように活用するか、それを頭の中で再計算し始める青田。話している最中前に移動していた体重が思案突入で全て木箱に戻り、ギシリと軋む。
 大体のあたりがついたのか、青田は自分の脚本に何やら書き込み始める。キャストの名字に多少の齟齬があったのを修正したそれは、青田が持つ分だけで3部あった。ひとつが舞台監督として全体の状況を書くもの、ひとつがセットや道具関連とその工程表を兼ねたもの、ひとつが照明プランと音響もちょっと書き込むもの。正確に迅速に物事を進行していくにはこうした配慮は必要だ。その辺、ベテランの域に入ろうとしている青田はしっかりしている。
 大きな声と大きな体で強い存在感を放つ青田と比較すると、いかにも頼りなさげな円井。単独で見た外見年齢だけでは円井の方が年上に見えるが、二人並ぶとどうにも青田が見合い相手を紹介しに来る叔母さんに見えてしょうがない。
「よっしゃ、じゃプランはこんなところで行きましょか。あたしの本番は役者より1日早いんやから、あんたらには間に合うようにビシビシ働いてもらうで!」
 円井のとこのスタッフに檄を飛ばす青田。だがやはり物事は予定通りに進まないもので、後半には自身も地響きと共に走り回ることとなった。
 
 
 ベテランに近いといわれるのはありがたい、評価です……。」
 
 
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