Dead or Alive

 「倒れないものなどいない。倒せないものがいるだけだ。
 
 こんばんは、鳩です……。
 
 おばちゃん投げレンジャーの依頼のリプレイが上がったので、ご紹介……プレイングはこちら……。
 
 ハイライト。
 
 
 
 吹き付ける風からは、もう寒さを感じない。汗が、血が、運動を続ける身体が、もう寒さなど度外視し始めた。
 怒号、土埃、血飛沫。およそ、もうこの場所には寂しさは感じない。感じる余裕など無い。
「幸いこの戦場は好き嫌いがない。傭兵も騎士も蛮族も、何でも入り混じってしまえ」
 声は齢相応の静けさで。しかし言葉に篭められたモノは飢えに満ちたそれ。投げレンジャー、パトリアンナは推して参る。
 
 
     ~~~~~~~~~~~
 
 
「さぁ、砂を噛みな、泥にまみれな。血溜りに沈んで、野ざらしになれ‥‥」
 次へ、次へ。倒したらまた次へ。傭兵は、がむしゃになって刃を振るった。
「それが退屈なら‥‥かかって来な」
 最初は相手の傷を狙っていたパトリアンナだったが、見渡せば、もう大抵の相手は全身に傷を負っているし、そもそも彼女に、傷口を殴るような器用な真似は用意されていない。
 繰り出されてきた拳を盾の表面に滑らせ、そのまま踏み込んだ身体ごと勢いを乗せて、シールドソードの刃は深々とオーガの身体に埋まった。
 それで相手が動かなくなると、ポーションを嚥下して、また『次』へ向かった。 

 
     ~~~~~~~~~~~
 
 
●祭りの後の祭り
「お前は‥‥自分自身が姑息な戦士だと思っているのか?」
 吹き付ける風の中でもハッキリと、月斗の声はパトリアンナに届いた。
「ああ、姑息だろうね。少なくとも、傭兵はそういうもんさ」
「違うッ!」
 頭(かぶり)を振りながら、月斗。
「今こうして‥‥一対一で、素手で俺と向き合うお前の、どこが姑息だというのだッッ!」
 それを見て、パトリアンナはまた、微笑。
「随分お喋りになったね月斗。生憎こちらとて、そんなに若くないのさ。秋風に体が凍えちまう前に、始めようか‥‥」
 二人が同時に、大地を蹴った。お互いの距離が一気に縮まって、二人は自分の意思を相手にぶつけ合った。

 結局、拳は何も答えを導き出さなかった。しかし、今の二人には、『答えが出ない事』が答えなのだろう。

 
 
 
 
 バラン卿のマレーアは大当たりのマレーア。皆さんを引き立てつつ、ダメは出しつつ(アンナはポイントアタック持ってないとかね) プレイング有機化合がきっちりできた、AFOとは思えない読み応えある密度の文章でした……。ごち。
 
 ……いえ、訂正いたします。大当たりどころではありません。キャラクターを立て物語を作り出す、という点では、ハッキリ申し上げて、受けた全依頼の最高峰に属するリプレイです。
 
 これだからMS福袋は……。期待していなかったところに、
 
 
 
 
 
「さぁ、砂を噛みな、泥にまみれな。血溜りに沈んで、野ざらしになれ‥‥」
 次へ、次へ。倒したらまた次へ。傭兵は、がむしゃになって刃を振るった。
「それが退屈なら‥‥かかって来な」
 
 
 
 こんなセリフ、プレイングに全く書いていません。つまり、MSのアドリブ。しかも想像の上の方向。これほどの有機化合化学反応能力をもったMSはAFO全世界のMSを見渡してもそうお目にかかれません……。
 
 アンナの底の底まで知り尽くしていなくてはとても書けないセリフです。
 
 これだからこそMS福袋は……。素直に名前出せ、もう。このMSさんなら安心して付いていけますよ。マレーアチーム全体についていくのは無理。
 
 
 
 
 ……鳩のプレイング面にて、惜しむらくは、「殺す必要はない」という案が出ていたのに、ソレに乗らなかったこと。
 
 結果的に、某O卿の心意気を無碍にすることになってしまい、申し訳ありません……。
 
 やたらに殺すことは騎士道に反するという点はバラン卿も賛同していましたし……。
 
 殺す必要などないが……という思いをかみ締めながら刃を振るうその方の横でぶち殺し合いしか考えていないおばちゃん投げレンジャーの有様と言ったら。
 
 もう、空気読めてないとしか……申し訳ありません。
 
 プレイングで
 
 「死にたくないので、威を示して撤退させれば本望。余裕があるなら加減もする」
 
 ぐらいはフォローしておいてもバチは当たらなかったはず……。
 
 喧嘩弱いのでおっかねえから正々堂々と喧嘩なんかしねえ傭兵(ギース)の戦をやると豪語するなら尚のこと、目的を見失いすぎでしたね。そこだけが心残りです。
 
 
 とまれ戦闘狂としての描写は、多分これ以上はないもの。ありがとうございました……。
 
 
 
 おばちゃん投げレンジャーさあ、どうするか。
 
 あなたは、姑息に戦うのが好きなのか?それとも、正面からぶちあうのが好きなのか?
 
 
 
 
 ……鳩も、戸惑っています。そういう意味でも考えさせられ、いいリプレイでした……。
 
 名も知らぬマレーアのお一方、鳩は、あなたには、敬意を表します……。」
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