パンで死ね!

 「世界の選択など糞くらえだと。そういえる。それが、また人間の強さでもある。
 
 こんばんは、鳩です……。
 
 こんかいは、パリに渡航したおじちゃん:パトリアンナ・ケイジ@キャラ作成失敗をお呼びします……どうぞ。
 
 チャージングパン屋・アンナブレッドマン
 
 「こんばんは、アンナブレッドマンです。」
 
 アンナパンマンということでね。
 
 「はい。」
 
 設定1:お尻が小さい
 設定2:独り言をいう
 設定3:自分は幻影と思っている
 設定4:愉快犯的虚言が好き
 
 「はい。」
 
 こんな、リプレイ作りにくい設定もないと思います。
 
 「依頼出ませんので関係ありませんよ。」
 
 グッバイ・ブランシュの完成度は異常。
 
 「何というハッピーエンド……
  アートレポートだけで積み重ねた月日が伝わってきてしまった……。
 
 腕は伸びませんから。
 
 
 うるさいな。
 
 「シルバーホークもしつっこいですよねー……。」
 
 しつこさゆえの感動というものですよね。
 
 「まあそうか。シルバホークのやり口をその目で見続けて一年二年。そこまでやった月日が、深い味わいになっています……ふふ。」
 
 で、相談なんですが。
 
 「はい。」
 
 いまからノルマンのギルドに
 
 「行きませんよ。」
 
 行かないの?
 
 「シルバーホークが一番面白いし、それにわたくしは関われませんからね……。一番面白いものに関われないならいらないのです……。寂しくパンを焼き続けるだけなのです……。」
 
 寂しくとか言わないでください……。
 
 「基本格闘も実は15レベまであげちゃって、一個上げるのにポイントが倍必要な、所謂壁にぶち当たっているのでね……。ババアより体力もあるのに、ランクレベは2しか違わないのですよ?」
 
 寂しい話ですが話そらさないでください。
 
 「だからギルドには行きませんって。アトランティスに渡った馬鹿の、わたくしは影でございます……。スキル的にはいくらでも頑張れますけど♪」
 
 すごい自負ですね。
 
 「パン焼きたいですよ?チャージングとはいかなるものか思い知らせてあげたいですよ?馬に乗れるパン焼き職人というキャラクターを見せ付けてあげたいですよ?でもねえ……。」
 
 依頼出たそうですね。
 
 「依頼に出ずにいた期間が長かったからこそ、この『初期能力』なのですよお嬢さん(フロイライン)。つまり、シルバーホークなどのように、『長く付き合って気持ちを込める』ということを捨てて、こうなった。ですから、それを求めてはいけないんです。」
 
 捨てたものを拾ってはいけませんか。
 
 「どうせノルマン後半年で潰れますしね。」
 
 寂しいことを言うな。
 
 「わたくしは救世主ではない。一人の女の子のために命を賭けられるほど、人情もありません。チャージングに有利なおんまさんは幼い通常馬しか居らず、しかもあれです。絆全然上がらないでやがんの。今22。」
 
 そうですか。
 
 「ノーマルホースは戦闘時に逃げますしね、そもそも。」
 
 おじさん依頼に出たいんでしょう?
 
 「……まずね。出ても、あのブランシュちゃんほどには心が込められないだろうというのが一つ。限界の見えた楽しみなど寂しいだけでございます。
  そしてもう一つは、あなたもご存知の通り、『同姓同名の投げレンジャーがいること』。」
 
 それこそ楽しくはありませんか?
 
 「わたくしの立場にもなってくださいませよ。投げババアを期待してたらおじさんですよ。明らかに登録失敗ってバレルじゃありませんか。」
 
 バレてますけどねもうかなり。酒場に卓立ててるしテメエ。
 
 「1バレルってどのぐらいの量でしたっけ?」
 
 うるせえな雑学でも上げてろ。
 
 「マジメな話。依頼に出る理由が無いのですよ。わたくしには。好奇心も旺盛と言うわけではなし。取っ掛かりが無いんですな。」
 
 リアイベとかだったらまあ能力的に活躍できそうなのですけどね。
 
 「あれは取っ掛かりが無くてもよいのですからね。」
 
 やっぱダメ?
 
 「お嬢さん(fille:フィーユ)が望むならわたくしは逆らえませんが……。」
 
 ……寂しそうですね。
 
 「せめてわたくしの名前がパトリアンナでなければね。  まあそれゆえの、という利点もありますが。依頼に出るのはあんまりよろしくない。『お前何やっているんだ』。お嬢さん(マドモワゼル)もそれがお怖いのでしょう?」
 
 ……。
 
 「保証が欲しい。違います?」
 
 (セーヌに投げ込む)
 
 「何故だ!(流れていく)」
 
 
 ……あなたが主に似てきたからですよ、息子(fils:フィル)。
 
 「(海岸でぜいぜい言っているところをギルドに叩き込まれる)」
 
 やっぱり、美味しいキャラなので動かします。ちまちまと……。ご迷惑おかけします……。」
 
 
 「追記:……これはすごいMAD……。
 
 ※閲覧にはDivXWebPlayerのインストールが必要です。」
 
 「追記2:
 
 「馬を貸して頂けませんか?」
 
 胸にエプロンを着け、槍を携えた男性が、軍馬の掃除をする冒険者の女性に声を掛けていた。
 正確には、シフールが、男性の言葉を通訳して。
 ここはノルマン王国首都、パリ。冒険者街でのできごと。
 
 「レンタル料はお支払いします。」
 
 ずっしりと重そうな金袋は、持ち上げられるとじゃらりと音を立てた。
 そんな金があれば買えばいいのに、と思ったが、エチゴヤでは既に売り切れて入荷待ち状態であることを思い出し、すぐに算段を始めた。
 
 「ちゃんと返してくれるならいいって。」
 「そうですか♪それはよかった。」
 
 男性は笑顔でその袋を女性に渡すと、すぐに振り返って軍馬にまたがり尻を叩いた。背後から女性が声を掛けたが気にもせず、通りの向こうへと消えていく。
 女性は溜息を吐きふと袋の中を見ると……。
 
 「全部カッパー……!!??」
 
 
 「ひぃ、ひぃ、ひぃ!」
 「新参者の冒険者ならば!」
 
 パンを抱えて逃げる男を追走する馬。
 
 「ひいいいい!」
 「与しやすいとでも、思いましたか!!」
 
 構えられるは赤い槍。
 あの槍……あれ、どこかで見たような……。
 確かどこかの冒険者が福袋で当てたとか……。
 
 「ボランティアじゃああああああねえぞ!」
 
 魔槍・レッドブランチ!
 そんな莫迦な、冒険者街に住むとは言え、ただのパン職人が……魔法の武器を振り上げて、馬に乗って襲ってくる?!
 
 「ひいいいいいい!」
 「ご覚悟!」
 
 槍の穂先は、男が下げた頭の上を過ぎ去り
 
 「え、」
 
 その代わり、横っ腹に蹴りが入った。
 
 「どふう!」
 
 派手に転ぶ男、飛び散るパン。ガガッ、と音を立て、男の前に馬が止まる。
 
 「ひ、」
 
 首筋に突きつけられる、魔槍・レッドブランチ。
 殺される……。
 
 「ゆ、ゆるし……。」
 「12カッパーになります。」
 「は?」
 「お支払いください。パンの、代金です。」
 「……お、お……お金……無いんです。」
 「働きなさい。」
 「あ、あの……家で、女房が待って。」
 「女房も働きなさい。」
 「病気で……。」
 「じゃああんたが働きなさい。」
 「だ、誰も俺みたいな浮浪者、雇って、くれなくて、」
 「じゃあうちで働きなさい。」
 
 「は?」
 
 「働きなさい。先にうちに来て待っていてください。」
 「いいんで?」
 「いいも何も。そのばら撒いたパンは僕が作ったものです。僕がそれなりの年月をかけ、技術を習得し、皆さんに振舞える程度のものにできた、自信作です。
  対価は、どうやっても払っていただきます。」
 「は、はい、はい……。」
 「病気の奥さん。」
 「はい……。」
 「パンとか食べられるので?」
 「……水に、溶かして……食べさせてます……。」
 「うちにつれてきなさい。」
 「え?」
 「そんなことしてたら治るもんも治りませんよ……。うちで働かされたせいで女房が死んだ、などといわれても困りますしね。」
 「あ、はあ……。」
 「それとも憲兵に突き出されたいのですか?」
 「あ、いやいや……。」
 「レッドブランチの錆になるのがお望みか。」
 「いやいやいやいや!」
 「だったらさっさとなさい!背負ってでも荷馬車でも教会頼りでも何でもいいからうちに住みなさい。僕はこれから馬を返してこないといけないので、その間に。」
 「はあ……ありがとう、ございます。」
 「僕はただ、パンの代金を払ってもらいたいだけです。」
 
 ありがとう、シフールさん。
 男性がイギリス語でそういうとシフールは一礼して冒険者酒場の方へと飛び立っていった。
 
 男性が馬を返しに行くと、その家の前は大変な騒ぎになっていた。冒険者や憲兵が集まって、女性の話を聞いている。取り巻きの一人が男性の姿を見つけると、全員がそっちを向いた。
 
 「おやおや。」
 
 人々がにらみつける中で、悠然と男性は軍馬を進ませる。剣を握るものもいる。魔法を構えるものもいる。
 男性は、女性の目の前に降りると、一礼し、さっと彼女が握っていた袋と自分の袋を交換した。
 男性が開ける仕草を見せると、女性も開ける。
 中身は、今度こそ間違いなく袋一杯の金貨だった。
 
 男性が笑顔を傾けると、女性はバツが悪そうにしてから、周りの人たちを追い払った。
 騒ぎが収まると女性は馬を自分の家に戻し、また戻ってきた。
 女性はじっ、とその男を睨む。男性は笑顔のままイギリス語で
 
 「パトリアンナ・ケイジ。馬に乗れるパン職人です。ヨロシク♪」
 
 と、言った。
 
 はは。」
広告

kiwivege について

nothing
カテゴリー: Asura Fantasy Online パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中