心の悪底

 「死に絶えるといいよ。
 
 こんばんは、鳩です……。
 
 ケイ・蛇原蛇蝎パトリアンナ・ケイジのリプレイが帰ってきたのでご報告……。プレイングはこちら
 
 まずは、ケイ・蛇原のハイライトから……。
 
 
「危険です、おやめください。自らお出ましにならずとも配下の者より間もなく報告が‥‥」
 視察を思いとどまらせようとする黒衣の宰相彩麗(M(fxxxxx))だが、粋王(ケイ・蛇原(fa0179))は応じる風もない。供回りを従えると堤防の様子を見るため城門へと向った。
(中略)
 国主の後継者二人を送り出しながら、尚も降り続く雨を眺めて呟く彩麗だったが、数日を出でずして粋王は意識を取り戻さぬまま世を去る。
 一見花が無いように見えますが、これが最高の出番。
 
 後継者争いという場面に及ぶ都合上、国主としては、どちらに与していてもいけないのです。
 
 没個性であるからこそ意味がある役柄なので、此処は最高の出番でありました……。
 
 いつものようにカメラがスタジオを映し出す。
「おはようございます! 劇団クリカラドラゴンの、ケイ・蛇原と申します! この名乗りも三度目になりますが」
 いつものにこやかな笑顔で年嵩のケイさんから順繰りに挨拶が始まる。
 
 いつもの蛇でした。
 
 
 さて蛇蝎パトリアンナ・ケイジ
 
 とある砦に麻薬の蔓延の恐れあり。一体誰が?
 
「カーチス卿。我ら、王宮よりの依頼にて、リバス砦復旧支援の旨を受け馳せ参じました。何なりとご用命を」
 皆より一歩前に出て、いつもとまるで違う口調で臣下の礼をとるパトリアンナ・ケイジ(ea0353)。その後に他の面々もそれぞれに挨拶をする。

 
 
 めずらしいパトリアンナ。
 
「ロンロン麻薬取締官、復旧作業支援隊長の任に就くのでありますッ!」
 びし、と敬礼をするフィオレンティナ・ロンロン(exxxxx)(以下、ティナ)をあきれた表情で見やる一行。
 
 え、何、ロンロンちゃんちょうかわいいんですけど!!!!!
 抱きたい(黙れ)。
 
 ちなみに、人数はライルを含めて9人から8人へと減っている。パトリアンナがカーチスの側に残ったためだ。「いらん」と言われても食い下がった結果――執務室の掃除などさせられている現状を、パトリアンナを先輩として慕っているカロなどが見たらどう思うか――まあともあれ、カーチスを見張れる立場は手に入れたようである。
 
 
 
 こんな解釈のされ方をされるとは。
 でもこれが後で響いてくるのです。
 
   
「まったく、ひどい有様だな」
 高台から復興中の砦を見回して、カーチスが呟く。
 彼の言葉が本気か否か、パトリアンナには、その横顔から彼の心を窺い知ることは出来ない。
「なに、奪還直後に比べればだいぶマシさね」
 この相手に丁寧語を続ける必要を早々に感じなくなったパトリアンナは、既に元の口調に戻って会話をしていた。
「なんだ、奪還作戦に参加していたのか」
 意外な様子で問いかけるカーチス。
「ああ。こいつは、あのときのものさね」
 何気ない様子で取り出すのは、精竜銅貨章。リバス砦奪還作戦でティラノサウルスを退治した冒険者達に授与されたものだ。
「あたしと、マグナ――あのでかい巨人だね。あとカロ、口調が特徴的な女傭兵、この三人は持ってるさね。ティラノを倒した褒美だそうだ」
「そうか。あのときの冒険者達か」
 カーチスのパトリアンナを見る目が、少し変わったような気がした。
「まあ、あたしにとっちゃ、本物の銅貨でも貰った方が嬉しいんだがね。まあ、胸ポケットにいれとくと『ジュウダン』とやらを防ぐのには使えるらしいが」
「意外と、役に立つかもしれんぞ。君に向かう剣先を反らしてくれるかもしれん。‥‥逆に、矛先を集めるだけかもしれんがな」
 意味深に笑って、カーチスは歩き出した。
「夜には帰らねばならん。仕事が溜まっているのでな」
「おや、今夜はここに泊まるつもりじゃなかったのかい? いつもは忙しそうにさっさと帰るそうじゃないか」
「気が変わった。どうせまた来るさ。それに――」
 パトリアンナに背中を向けたまま、片手をひらひらと振ったカーチスは、悪戯っぽい笑顔で振り向いた。
「君の侍女姿をもう少し見ていたいからね」
「趣味が悪いね」
「‥‥そうかい? その姿もどうかと思うが」
 パトリアンナ・ケイジ。雪に閉ざされたリバス砦への二度目の訪問着は――またしても、まるごとメリーさんであった。
 
 
 ……さて問題です。
 
 メイド姿のパトリアンナ・ケイジと、メリーさん姿のパトリアンナ・ケイジと、どっちが厳しいでしょうか……。
 
 ※参考
 パトリアンナ・ケイジ
 
 
 
 カーチスは頭をかきつつ冒険者達に謝った。
「いや、済まなかった。事前にいくつかやばい情報――今から考えれば嘘だったんだが――を掴まされていてな。ライルや、ゴーヌ、ライルが連れてきた君ら冒険者を含め、一度全てを疑ってかからねばならなかった」
 苦々しく語るカーチス。
「だが、君らの何名かが前回の奪還作戦の功労者と判ったのでな。こちらからパトリアンナに内情を話し、協力して貰った」
 特に砦の構造に関してのゴーヌの見解がカーチスの手元の資料と合わさったことで、失われていた隠し部屋の位置が明らかになったという。帰還する振りをしてこっそりフロートシップを回して舞い戻り、侵入。途中、焚き火番に見つかりそうになって昏倒させたりしたものの、首尾良く隠し部屋に侵入。麻薬を見つけ、今後の対応を考えていたところに細身の男が現れたらしい。そして男を詰問し、あの場面に至る。
 
 武功も馬鹿にしたものではありません。
 
 実によいリプレイでした……。
 
 全員が輝いていて。胸のすく読後感と、でも危うい空気はきちんと描写。素晴らしい。
 
 若瀬MSは恐るべきベテランでございます……。
 
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