女の子に生まれたらそれじゃあとはセミオート

 「義理と人情なんてあるか!
 
 こんばんは、鳩です……。今回は残念ながらセミオートではなかった二人の女子のお話。
 
 パトリアンナ・ケイジ(♀)。投げレンジャー プレイングはこちら……。
 
 ハイライト。
 
「クぐ!?」
 鈍い音と不可思議な悲鳴のような音が響き、塊は空中で撃ち落とされた。
 垂直にその場へ落ち、体勢を崩しながらも着地する。
 その横で地に落ちたのは、ロープと石を結びつけて作った簡易ボーラ。狩猟に使われる投擲武器だ。
 続いてボーラの投げられた方向から「ピィィィィ」という甲高い音が宙を舞う。
 同時に通り魔へと迫り来る闇。それは月明かりに照らし出され、人の輪郭を形取る。
 パトリアンナ・ケイジ(ea0353)。囮役からつかず離れず潜伏し、通り魔のふいを確実に捉えた。
 
 狡猾な不意打ちはアンナの十八番だぜ。
 
 
「そこだッ!」
 パトリアンナは着地よりも早く、気合と共に鋭く鞭を振るう。
 鞭の特性として受けることは難しく、無理に払おうとすれば剣を絡め取る。受けを主体としているはずの通り魔にとっては、厄介な武器であるはずだ。
 ――が。
 バチィン!
 鞭が打ったのは、一瞬前まで通り魔の居た地面。
 通り魔は鞭が振るわれるのと――いや、パトリアンナの姿を確認するのと同時に後ろへ飛び退いていた。
 前屈みの深い着地。両足に加え、剣を持たぬ片手も地面につき、見据えるのは目前。パトリアンナ。
 通り魔は改めて目標を確認すると、次の瞬間でその場から消え失せる。
 勿論、実際にそんな芸当が出来るはずも無い。消えたかと思われるような瞬間は、前方への大きな跳躍。
 片手と両足、体のバネと飛び退いた分の反動を使った全身の跳躍で、一気に標的へと迫る。
「ちィッ!」
 パトリアンナは急停止と共に身を捻り、勢いのついた身体を強引に軌道からずらそうとする。
 しかし、通り魔の方が僅かに早い。
 振り上げられた剣は銀色の帯となってパトリアンナへ迫り‥‥不意に、その視界を陰が覆った。
「はぁぁあっ!」
 ギゥゥンッ
 目の前で発せられた気合と共に、固い金属音が響き渡る。ほぼ頭上から振り下ろされた狂気の刃は、割り込んだフルーレのかざした盾によって防がれていた。
 
 始まるガチり合い。
 
 ピンチとチャンスが交互に訪れる展開はさすがですね……。
 
「しかしあれですわね、もう少し放置したほうが賞金が上がっ‥‥けふんけふん」
「何を言ってるんですか!」
「冗談ですわ、冗談」
 冗談か本気か以前に、その貴婦人演技はいつ止めるのか。
 
 
 クリオさんっていうかあかい神様は本当に油断できませんね……。
 
 
 次、蝙蝠さん。ミカエラ・バラン・瀬田 プレイングはこちら……。
 
 
 ミカでドラマはなかなかキャラ作りにくかったな、というお話。
 
 まあ詳しくは相談板を見に行ってみてください、依頼名は、『天使の舞い降りる海・後』。
 
 あんまりミカ様の立場で見せるべきハイライトもないっていうか、この依頼でもっとも気力を使ったところはプレイングよりももっとこう……。
 
 
 
 
 
 
 ……まあ、逃げるわな、そりゃ。」
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