「膣分泌液に溺れて死ぬか、精液を出し尽くして朽ちるか、選べ。
 
 こんばんは、鳩です……。
 
 
 
 いくぜ、妄想シルバーレイン。
 
 今回のメインキャストは、市川・聡様。
 
――――嘆キノ壁ハ 積ミ上ゲラレテ
――――愚かノ神ハ 奉ラレル
 
 「筧さん、初めまして。どこかで逢った気がするね。」
 「そうですか?誰かに似ているとはよく言われますし、あなたも言われるほうでは?」
 
 タオルを携えめがねの少年と、ジャージを着た30がらみの男が、向かい合っていた。
 
 「討伐対象。」
 「ええ。紛うことなき、『通称・筧次郎』です。」
 「ゴーストバスターなんですよね?なのに、何で。」
 「何、同属嫌悪というやつですよ。お互いのね?あなたが僕を撃破するのに何の考慮材料にもなりませんから、ご安心を♪」
 
――――この双の眸に宿った 闇と光 その何方で
――――僕は 未来を 見つめるべきなのだろう
 
 「参ります。」
 「どうぞ。『お先に抜いてください』。」
 「……点火(イグニッション)!」
 市川聡の戦闘装束は、普段着と変わらない。ただ、タオルが硬質の槍に変わった、だけ、で。
 「変身(ポリモーフ)。」
 ジャージの男、筧次郎の戦闘装束は、白い上下の背広。手には、赤い花束。
 「……珍しい、武器ですね。」
 「こう使います。」
 薔薇の赤い花びらが炎となり咲いて、市川を襲った。
 市川のタオルがそれを一枚残らず散らす。
 「ヒュウ♪」
 「行きますよ!」
 「ダァメ♪」
 
――――掲げる 毒杯 この生は満ちても 焦がれる死の夢は流れ着く
――――砦に食い込む爪 孤高の鷲 羽搏きだけが 舞い上がる
 
 「お!」
 クレセントファングの構えに達する前に、次郎の両腕が彼の肩を押さえ込んでいた。
 爪が、猛禽のそれのように食い込んで痛みを催す。
 「く!」
 膝を曲げ重圧から逃れての龍撃砲。
 のけぞる体にクレセントファングを今度こそ突き刺し、もぐりこんでからの超大降りアッパーカット『グラインドアッパー』で止めを刺した。
 
 地面を転がる次郎の姿を確認して、ふう、と市川は息を吐いた。
 
 
      なるほど、確かに筋はいい。
 
 
 倒れているはずの次郎から、声が聞こえて。
 
――――掲げる祝杯 わが生は満ちても
 
 「ふ?」
 龍撃砲が飛んできた。
 ばかな、さっきまで倒れていた男が今は『こんな近くに?』
 
――――果敢ない死の遊戯は果ても無く
 
 続けて、爆水掌。
 体重40キロをくだらないはずの市川の体が、いとも簡単に直線的に飛んだ。
 
――――砦に喰い込む爪 孤高の鷲
 
 「さあ、稽古の続きです。」
 市川が立ち上がる。
 
 何故だ?
 男だからだ。
 
 何故立ち向かう?
 能力者だからだ。
 
 何故戦う?
 敵がそこにいるからだ。
 
 何故、強くなろうと願う?
 弱くて守れなかったと、言い訳をしたくないからだ!
 
 バスタオル型の布槍を羽衣のようにまとわせ、エアシューズをきしませて、市川はまっすぐに突撃した。
 
 男であるがゆえに。
 
――――羽搏きだけが 舞い上がる
 
 「どうぞ僕を倒してください、できるものなら♪」
 
 次郎はただ、両手を前に出して、雲のように構えた。
 
 
 
 追記:OVER THE LINE リンク追加。 文字の大きさは中推奨。
 
 
 
 単純に曲集という意味でも聞けます。終わり。
 
 
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