クレイマー・イズ・ザ・デッド

 「漫画かアニメにでも生まれてくればよかったんじゃない?三次元のふくらみの分だけ無駄だよ。
 
 こんばんは、鳩です……。
 
 空を掴むような話についてちょっとだけ言及。
 
 ……アクスと、東京怪談ほろびのうたを閉じてから口を開けってのは置いといて。
 
 単純にこのシステムについて感じたことを。
 
 キャラを作成する際に、能力者になった経緯を選択肢から選べるのは、きっぱり「進歩」だと言い切ります。
 
 これ結構大事なんですよ。能動的に世界に入る方にとっては一番近いのを選べばよいし、消極的な人も、キャラクターの掴み所ができる。
 
 「ああ、この世界の能力者はこんな感じなのね、じゃあ自分のキャラは……。」そんな世界観への導入部分にもなるわけです。
 
 鳩も、シルバーレインにおいて「どうやって能力者になったか」という選択肢がなければ、トミーウォーカーに流れていなかったかもしれません……。
 
 以前も申し上げたとおり、鳩にとっては、殺戮を行う二十歳にも満たないコドモってちょっと容認しにくい存在ですので、理由付けを「してくれる」のはだいぶ救われます。
 
 
 ……んで、ここからクレーム。
 
 能力値について。「体力、器用、俊敏、直感、精神、知力、幸運」の7要素が見えましたが、「またAFOか」と。
 
 ……AFOから、正確には我々の世界(アクスディア)からなのですが、数値成長に意味がないシステムっていい加減やだなあ……。と言うのが正直なところです……。
 
 AFOで発展してBNOで定着したシステムに、「数値軽視の判定」があります。
 
 数値軽視と言うよりも、全体的に成長が遅い、成長技能が多い、成長させる手段がシナリオ参加しかない、アイテムによる数値のごまかしもほとんどできないというシステムから、数値を重視しているとシナリオにならないってのがあります。
 
 実際AFOではある技能で専門レベルであればそう困ることもありませんし、完全獣化の格闘技能が狼の半獣にも劣るミカ様でさえ、正面突破なプレイングで出番もらったりしています。
 
 キャラの特性上成長しやすい技能、しにくい技能があるのは別に構わないのですが、成長自体が非常に緩慢なシステムというのは、いい加減飽きました……。
 
 数値厨の鳩としては、1でも2でもいいから、そしてそれが実際のシナリオの判定に関してはほとんど使われなくたって構わないから、数値の調整や成長にギリギリ歯を鳴らして悩みたいのです……。
 
 AFOのシステムですと先ほど申し上げたとおり、成長自体が珍しいのでつぶしが利かない……。
 
 今のBNOが限りなくOMCに近い感じなのも、
 
 「最適な技能値を持った人員が集まる可能性が低くなるので、数値ではなくプレイング重視で判定せざるを得ない」
 
 →「数値ではなくプレイング重視で判定、リプレイを書く傾向に」
 
 →「数値ではなくプレイングを見て反映するので、OMCに近い」
 
 ということになっているからなのではないかと……。これはAFOから既にその兆候がありましたけれど。
 
 無論、超越クラスだとか逆に全く技量無しだとかの極端な場合はそれなりの反映が当然あったにせよ。
 
 
 
 
 これはこれでいいんですが、これに慣れた人は数値を計算することを嫌うかもしれないってのが……。
 
 鳩と実は趣味が合わない人が、BNOには沢山いる、ってのは怖い状況だったり。
 
 現にBNOプレイヤーのブログを見ていても「この数値だからこうすべき」という動きをしている人はあんまり見ない感じですし鳩もBNOにおいては、戦闘以外ではシナリオに際して数値はそれほど気にしてません。
 
 せいぜい、これが得意、と主張するための設定程度。数値がいくつだからどう、というより、「あるかないか」というレベルのものです……。
 
 
 鳩が数値に拘るのは、「数値成長もまたキャラクターを作っていく一部分だから」という考えがあるからです。
 
 愛着のあるキャラクターが数値と言う分かりやすい形で成長するのを見るのが楽しいのです。その機会が頻繁にあるから、今は鳩はシルバーレインに夢中。
 
 数値自体は1でも2でもいい。ゴミのような値でも、裏では全く判定に使われてなくたっていい。
 
 「目に見えて成長してる」ってのが大事でして。そうすることで、「キャラクターが出来上がっていく」。愛着が涌く。
 
 
 ……こういう楽しみ方をしたいのって、鳩だけなのでしょうか……。
 
 ちょっと聞いてみたいところ……。皆さんはどうでしょう?数値で成長するのは、割とどうでもいいことなんですか?
 
 
 特に気になったところだけ抜粋……。リンク先から全文読むことをオススメします。
 
 
 >ただ、やっぱり私の中では本命はリプレイだな、と。
 >やっぱりキャラが「らしさ」を存分に発揮し活躍するのを見てこそ、依頼に入った甲斐があったと実感できるのです。
 >それで経験値が入りキャラが強くなるなら僥倖。
 >それに、経験値稼ぎ目的という態度は正直、MS様や他参加者の皆さんに対し失礼だとも思います。「何だって良い」んですから。
 >折角の依頼なのだから、それを存分に戦い抜こうという気概は必須。私はそう思っております。
 
 ……。思惑は色々あるので、長くなります。
 
 鳩は経験値以外いらない、というわけではないし、リプレイでキャラが動くのも当然好きなんですが、根っこが「俺TUEEEEE」な人なので、キャラクターの基礎情報である部分の数値について割りと「嬉しがる」方です。
 
 はい、正に「経験値稼ぎの厨房」です。他人のそういう態度も余り気にしない人(逢魔)です。自分大好き!
 
 それはそれとしても、リプレイという「活動」と、キャラクター「そのもの(の一部分)」である数値を単純に比べたくはない、んですけど、やっぱり「数値かリプレイか」の話になっちゃうか……。
 
 ……順を追って。にしてもまとまんねえ。
 
 
 ・リプレイについて触れたのは、最近?よく聞く「OMCと勘違いされている」という意見を意識していたからでもあります。
 特にBNOを見ていると、「出番ありき」な感じは受けてしまっていて。「下手をしなければ皆活躍できる。」みたいな空気は感じていて。 
 そういう環境なら、鳩含め、そりゃ皆「やりたいことやるよね」→「OMC的になるさそりゃあ。」と。
 キャラノベル的に判定しないと成り立たないもん、傍から見てても。
 でなきゃミカ様は既に無謀な突撃によって3回は他界してますし、演技力の無さで映画二本ほどオクラにしてます。 
 
 鳩はOMC的なリプレイも好きなのに、それを「勘違い」とかヨソから言われるのはヤです。
 「勘違い」なんじゃなくて、あれはああいうあり方がベターだからああなったんじゃないの?と言いたい。
 そんなもごもごとした形になりにくい反発もあって、こんなエントリになりました。
 
 ※BNOは芸能界ということもあって、能力の細分化を行わないと世界観的に整合しない一面があるので、
 (歌って踊れるプロレスモデルアイドル女優芸人実力派とか簡単に出来ちゃだめだとも思いますし)
 「どうすればよかったのか」というところまでは見えないんですけどね……。
 
 
 ・エントリ中にも書いたとおり、数値は所詮飾りです。使われなくたっていい。 
 特にBNOは現状では数値考えるのはきっぱり無駄ですからね。役割を果たすよりやりたいことをやることが重視されるシステムですし。 
 逆にAFOは、時間をかけて、あるいはキャラ作りから練りに練りこんで相当程度特化してないとやっぱり数値に意味が無い。
 意味がないって言うか「意味がありそうな段階までもっていくのが既に一苦労」。
 BNOやAFOが嫌なんじゃなくて、違うゲームなら違うスタンスで望みたい。ましてや戦闘がメインのモノならなおさら。
 
 特にAFOルールが地球SOSで適用されると、機械が出てくる、銃も撃つ、超兵器も出るって状況で
 
 「すいません体力無いんで『持てません』」 
 「持てるようにも『なれません』」
 
 という悲しい事態が頻発しそうで(特に持てるように『なれない』ってのがきつい)。持たせろせめて。選択肢をよこせ。
 これは稼動しないとわかりませんけど、どうにも「それっぽくなりそう」なんで敬遠中。
 特に戦闘モノですから、今回はデータは大事なはずなのに、数値自体の『小回りの無さ』がそのまんまっぽいのはちょっと……。
 
 
・「無駄かも知れないけどこの数値をもちょっとだけ上げられるから上げておくか」、という「脳内調整」を、もっと手軽にやりたい。
 「飾りなら飾りでもいいから、飾りつけはもちょっとさせてくれ」と。「もっと数値に幻想を魅せてくれ」と。幻想でいいんだ。
 
 
・「どんなステータスでもやれば大抵できる」から気にしないでいいBNO的側面も、
 「差が極端につきすぎて、依頼に入っただけで『空気嫁』と言われかねない」から依頼の門戸が狭く感じるAFO的側面も、
 他のゲームで味わいたくないんだ。BNOもAFOもそれぞれ好きだが、他のゲームでまで同じことはしたくない。
 
 これは地球SOSでは、転職が気軽にできるのであれば、割と緩和されるかもと踏んでます。
 あるいは、戦闘依頼まみれになりそうな地球SOSでは、そもそもAFOやBNO並みの細分化されたスキルや能力そのものが無いかもしれませんが。
 
 
・……能力がどんな風になるのかとりあえずキャラを作ってみるか。
 
 
 大体そんな感じ。ギャグ漫画日和。
 
 アシュラシステムは、そのままオンラインのゲームに流用するには数値の小回りがきかなすぎる、と鳩は思ってます。
 
 サムキンのリアイベで、「何人で攻めて何体殺せたので次は右翼に大体何人がどの技を使って」という算数をやってましたが、
 
 鳩個人的にはあのくらいの「無駄な労力」を使う余地が欲しかったり。
 
 無駄だから大事で、無駄だから楽しいんですよ、数値。
 
 
 妄想シルバーレイン。
 
 お借りするのは比留間・イド様。
 
 
 顕現の限界
 
 「この世界は。神々が戦う為に作られたお膳立てに過ぎない。」
 
 虹色に輝いて揺れる丘・敬次郎の、夢遊のような言葉は、比留間・イドには理解できないものだった。
 ただ、目の前に起こっている事実を受け入れるのみ。
 丘の髪の毛が銀色に輝いている。目はアイスブルーと茶色に明滅している。背後には男や女の幻影がちらほらと見え、幻影の中には桃色のライオンの姿も見えた。
 彼との戦いを拒絶する精神を、震脚で押さえ込む事三度。

 その笑顔を見るだけで、比留間の心が歪んでいく。あれは戦うべき相手ではないと。恐ろしいとか恐ろしくないとかの次元ではなく。
 避けるべき毒。空気の無い空間。生存本能が忌避するような、そういうレベルの『現象』。だが、比留間はその感覚を恐怖だと「勘違い」していた。

 
 「もう一度だけ問う。お前は。何だ。」
 
 上空を覆う世界結界はぽっかりと穴を空けている。
 彼の存在が穴を空けた。彼がただそこに存在するだけで、彼の周りの『常識』は、紙細工のように破れて消えたのだ。
 物理法則も魂も肉体も亡霊もゴーストも人間も命も無機物も、今の彼の前では全てが覆った。
 
 「……『丘・敬次郎』と名づけられたものサ。」
 
 丘がそう言って笑った。
 
 「単なる端末たるこの『シルバーレイン』上の肉体では、感じきれないだろ、『イドと呼ばれる全て』よ。」
 
 魂が肉体を凌駕する感覚に近いものが比留間の肉体を駆け巡った。
 肉体が何か強大なものに操られている感覚。違うのは、操っているのは自分の精神ではなく、得体の知れない何者かの魂であるということ。
 
 「まやかし……!」
 
 自分が自分で無くなる感覚を受け比留間は呟いたが、丘は口角を上げただけ。
 
 「歴史も。ゴーストも能力者も。全ては、『僕達』が自己主張をするためだけに用意された、設定だよ。『僕』は、生の君と戦いたいから、今、こうして、こうなった。」
 「……。」
 「感じているだろう。君を支える神の存在を。」
 「……。」
 
 やがて比留間も理解し始めた。
 知らないはずの記憶が流れ込んでくる。聞き覚えの無い名前。見たことの無い世界。星空、太陽、血と優しさの記憶。自分のものではない記憶。
 山吹ジンガの記憶。イドの記憶。山吹レイカの記憶。リビドーの記憶。イドの名を持つ自分とは違う者達の記憶。
 そして、それらを作り出したものの意志。
 ああ。そうか。
 破れた結界から、銀の雨が降り注ぐ。
 
 「なるほど。
  理想か。」
 
 丘は笑った。
 
 「そうだよ、『多次元存在』(『bomu』さん)。
  これは、お互いの理想のぶつけあいだ、どうする?」
 「ならば!」
 
 比留間は四度目の震脚を踏んだ。
 
 「わたしを作ったものが、わたしを正義の味方として作り上げたならば!
  わたしはそれを背負うのみ!
  青龍拳士、比留間・イド!
  この肩に託された理想を背負い、証明し、責を果たす!」
 
 イグニッション!
 黄色いジャンパーに、輝く眼鏡。右腕には、赤い布槍が翻った。左目の下には銀に輝く涙の形のピアス。そして、左腕の肘から先は鋼鉄に覆われている。
 
 イグニッション。
 丘も、応じた。
 黒いマオカラーコートに黒いブーツ。袖から刀を引きずり出した右手は銀色のガントレットで出来ていた。ツーテールの右側が銀色にうねり、右目はアイスブルーに染まっている。
 
 「『僕』も、同じです。
  パティが奇跡を具現し、ケイジが現実を執行する。それをずっと繰り返してきた……。
  『僕』が信じた『戮する喜び』(理想)が、『他神の意思』(お前)を打倒する。
  証明するために。」
 「……『迎え』、『討つ』。
  『わたし』の『正義』(理想)が、『敵神の遺子』(あなた)を討ち滅ぼす。
  いざ、尋常に。」
 
 比留間が布槍をかざし、鋼鉄の左腕を腰溜めにすると、丘も銀の右腕を背の後ろに引き絞り、刃を掲げた。
 
 「……畏れよ!汝、『我』(アク)の名を!」
 「懼れよ!汝、『邪神』(カミ)の仔等よ!」
 
 造物主たちの信じた悪徳=丘と、正義=比留間が、完全にその魂の根源をむき出しにして、衝突した。
 
 
―――――
 
 目を開けば、見慣れた天井。
 先ほどまでの強烈な記憶があっというまに彼方へ消えていく。何が出てきたのかも覚えていないが、何かとてつもなく、存在を揺さぶられるようなことが内容だったような……。
 記憶の残滓を引き寄せるように、左手を見る。
 ……ただの、肉の手。
 夢、か。
 目覚めて10秒も立たぬ。もう覚えてもいないことなのだから、たいしたことも無い夢なのだろう。
 夢に気分を揺さぶられるのは、よくある話だ。夢だと知って安心した後、その夢の内容すら思い出せないのも。
 良く晴れた朝だ。
 
 何の気なしに目を向けた窓の外に、陽光を反射してキラキラと光るものを見つけた。
 
 「……馬鹿な。」
 
 窓を開けて見たそれは、シルバーレイン。
 地面に転がる無数の詠唱銀の光だった。
 ……世界結界の破綻?
 見上げた空は、青い夏空のまま何も答えてはくれない。
 
 
 以上。
 
 鳩にとってシルバーレインは、ラスボスを撃破してハッピーエンドを迎えるという結末を得るための、この世の代替装置に過ぎないのです……。」
 
 
 「追記:
 
 ここ一週間で最高に笑ったニコニコ動画のコメント。
 
 
 自重しろボケ(気持ちは分かる)。
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