沢山出したい

 「嫌いなものを嫌いと言うのはしょうがないが、興味の無いものに嫌いと言うな。
 
 理解する気も無いくせに、関係ないから潰れちまえとは随分と傲慢な話だ。きちんと殺意と敵意を以って望め。
 
 
 ……こんばんは、鳩です……。
 
 妄想シルバーレイン
 
 嫌がれ、無駄な抵抗をしろ。俺はこの快楽を否定しない。
 
 丘・敬次郎が蔵の中で見下ろすのは、赤黒い腸を見せる童女の姿。
 猿轡は千切れるほど強くかまれ、瞳は自分の傷口を見つめながら涙を溢れさせている。
 それはきっと絶望だろう。
 それはきっと逃避でもあるだろう。
 こんなに大きく開いた傷口、痛い、痛い、痛い、治るの?治るよね?治らない?開いたまま?死ぬ?殺される?いや、治る、逃げられる、家に帰れる!
 
 恐怖を堪えながら童女は自分の傷口を直視する。
 
 丘は、その表情をじっくりと読み取り、最も相応しい選択を冷静に考慮する。
 そして、ナイフを置き、両の手を傷口に突っ込んで子宮を引きずり出した。
 童女が喉奥から悲鳴を上げる。
 構わず丘は、血管を引きずる卵巣をこりこりと指先でもてあそぶ。
 ちらと表情を見たが、童女の声も表情も波乱するばかりで、卵巣への愛撫が与えるダメージがさっぱりわからない。
 つまらなそうな顔をして、丘は傷口をナイフで一気に切り開き、童女の胴を観音開きにした。
 目が眩むほど卑猥で美しい形状をした臓腑。芸術的で機能的でグロテスク。
 やむを得ず傷つけた血管さえも惜しいほど、何度見ても人間の中身は美しく、エロティックだ。
 
 
 血の滴る肢体を前にして、丘は頭を抱えていた。
 好きなのは中身の鑑賞であったはずだったのに。
 どうして、女を苛め絶望させる選択をしたのか。
 どうして、女を痛めつけ絶望させたいと願ったのか。
 それは快楽に違いない。しかし、肉の美の前では遥か霞むものであったはずなのに。
 
 自分が好きだったものが薄れていく感覚を丘はどうしても容認できなかったが、それでも。
 制圧する悦びは強く彼の中に名残った。
 
 以上。」
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