追跡行

 「眠るな。動くな。退屈でいろ。大小便は垂れ流し、水も食料も取るな。満足などしないまま生き続けろ。
 
 こんばんは、鳩です……。
 
 単純な罵倒の言葉も語彙が少なくなってまいりまして、如何にむごく殺戮するかという趣旨になりつつあります……。
 
 由々しい……。
 
 
 妄想シルバーレイン。
 
 美学
 
――――ありがとう、見も知らぬ美しいあなた。
――――幸せって何だかわたしは知らないから、
――――幸せになりますようにとは言わないけれど、
――――苦しみの少ないように、喜ぶことの多い人生でありますように。
 
 丘・敬次郎には愛する人がいる。
 愛するという言葉には色々と意味はあるのだけれど。
 友愛であるとか、尊敬への愛であるとか、色々あるのだけれど。
 
 大切にしてしまいたいと思ってしまった。
 
 
 最初はただ、手ごろな少女だと思っていたのに。
 離れられない恋心、なんて情熱でもない。
 
 家族のように当たり前に大切になってしまったと。
 
 当たり前に、同世代の少女を切り刻んで楽しむし、
 何となればその少女自身も玩具にしてしまうのだろうけど。
 
 「限界を踏破しなさい。
  プライド、金、信頼、実績、家族、恋人。命より大事なものを積み上げなさい。
  いざというときに切り売りして、命だけは守りきるように。
  命さえあれば、次の命令を聞くことができるのだから。」
 
 お屋形様の言葉が頭をよぎる。
 僕、丘敬次郎は最低のクズだから、死ぬかどうかとなれば、その子も差し出してしまえるだろう。
 そういう意味では心配は無い。
 後悔するかもしれない。知ったことか。俺は忍者なのだから。
 
 
 でも。それでも。
 
 たった一人の恋人を守るために世界と闘う、陳腐なヒーロー像が、俺の頭をよぎり続けている。
 
 
 楠森先輩の事をふと思い出す。あの人は、ふらっと消えた。
 何がしかを捜しに言ったのだろう。
 己の限界を見に行ったのか。己の限界を超えるために見に行ったのか。
 己が陳腐なヒーローだと確認しにいったのか。己が陳腐なヒーローなんかではないと確信しに行ったのか。
 
 俺のブログも、今コメントをくれる人間は、ブログ開設当初から読んでいた人だけじゃない。
 開設当初から読んでいたけど、今は別のサイトに夢中の人だって当然いる。
 人は移ろう。当たり前に移ろう。
 
 繋ぎとめて置けない俺は一体何だ。
 いざというときに切り売りするべき信頼すら、俺にはまだ不足している。
 限界なんかまだ知らない。
 それを証明するために、○○○ちゃん。僕はきっと貴方を捌く。
 あなたが捌けないものなんかでないことを証明するために。
 僕の限界がまだまだ先である事を証明するために。
 
 楠森先輩は、古臭い、映画に出てくるような黒いマントに学帽の男だった。古過ぎて魔術が使える事に違和感がないほどに。
 貴方はどうか、まだ限界をしらずにいらっしゃいますよう。
 
 限界に到達すらしていない貴方を打倒できないようでは。僕は到底、水練忍者でありえない。
 ○○○ちゃん、大好きです。一言ください、生きていると確認したいから。殺すために。
 先輩、愛しています。またお会いしましょう。生きていると確認したいから。殺すために。
 
 
 「限界を踏破しなさい。
  プライド、金、信頼、実績、家族、恋人。命より大事なものを積み上げなさい。
  土下座して、泣いて懇願して、
  いざというときに切り売りして、命だけは守りきるように。
  命さえあれば、次の命令を聞くことができるのだから。
  売り払う相手がいる間は、貴方の存在意義は終わらないのだから。」
 
  皆死んでしまえ。俺のために。
 
 
 
 以上。」
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