「許さん」、と。

 「面を見せるな!腹を割いて腸を頭に巻きつけて歩け!
 
 臓腑の方が、お前の顔よりまだマシな形をしている!
 
 こんばんは、鳩です……。
 
 
 
 
 でも今回は全く違うお話。
 
 妄想シルバーレイン
 
 解体の本質
 
 「いやあ、ですからね。『お稲荷様』?
  状況はレッド。実に悪い。」
 
 筒状の鉄部品を、ねじり嵌め込む。
 
 「あははは。それを言ったら僕だって、『首領』でございます。
  情けない情けない♪
  自分の手を汚さないのが、一番に決まってるのにねえ。」
 
 小気味よいカチン、という音。
 別の棒状の部品を服の裏地から取り出し、さらに嵌める。
 
 「どこまで見えてます?
  やつらの耳目は、事鎌倉特区に関して言えば、『天網恢恢疎にしてもらさず』ってレベルですよ。
  筒抜けだと思っていい。」
 
 電話の向こうからも組み立て音が聞こえる。ああ、きっと、『備えて』いるのだ。
 
 「……
  ありゃらぁ。
  そいつはまた……。
  いや、心当たりはありませんねぇ。そんなことできる奴がいたら、僕と代わって欲しいぐらいですよ。
  ……そうですか、内側から皆殺しですか。」
 
 バチリ!
 多少力をこめて、部品を嵌める。
 
 「誓って僕ではないですよ!分かってて言ってるでしょうが。
  ……うふふ。
  そうですねえ、思い知らせるのもよろしい。
  テンコー様と蛇神様をなめるとどうなるか。
  日本古来の血統と地脈を侮るとどのようになるか。」
 
 電話の向こうの声は、相変わらず笑い声が混じってはいたが。
 長い付き合いだ。『悪い冗談を言うな』と諌めているのはわかっていた。
 
 「では、情報は互いに進展なし、ってことで。
  むずかしいですなあ。
  じゃ、今後はこの番号直通でかけてよろしいんですね?
  はい、はい、わかりました。仲良くやりましょー♪ではねー♪」
 
 プチリ。
 通話を終了したころには、傍らに一台の対物ライフルが組みあがっていた。
 バレットM95SP。
 詠唱兵器でもなんでもない、ただの、しかし抜群の破壊力を持つ銃である。
 
 男、丘・敬次郎はそのスコープに片目をあてがい、寝そべり、息を止め……。
 袖から抜いたFN-57をあらぬ方向に撃った。
 うめき声と、草の踏み潰される音。
 
 「かかった♪」
 
 ライフルを担ぎ上げ蹴り飛んだ瞬間、先ほどまでの彼の位置に狙撃弾の雨が降った。
 お前らの耳目はあまねく鎌倉を包んでいる。だから「狙撃の瞬間」を狙ってくるのは読めていた。
 能力者を舐めるなよ、人間を信頼し、人間に心酔し、人間を警戒しているからこそ。
 
 ゴゴン。
 振り出したライフルから12.7mm弾丸が超音速で発射される。木に穴が開き、対能力者防護服を着た兵士が割れ飛ぶ。
 
 その技術の粋を、全力で学び使うのだ。
 三代目、カケイジロウは双頭双尾の蛇神なり。
 そう簡単には
 
 「やられぬぞ♪」
 
 ボルトアクションの音も、楽しげに。
 
 以上。」
 
 
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