へレーネスのお前が何故バルバロイの侵略に加担するの?馬鹿なの?

 「祖国が私に何をしてくれたの?愛する者を奪っただけじゃないの?死ぬの?
 
 こんばんは、鳩です……。
 
 妄想シルバーレイン……。
 
 精神の腐敗
 
――――運命は残酷だ されど彼女を恐れるな
――――女神が戦わぬものに微笑むことなど決して無いのだから
Sound Horizon 『Moira』 より
 
 倉橋・進。
 
 くらはし・すすむ。
 
 その名は、既に捨てた。捨てさせられた。
 幸いにも逮捕を免れたためか、件の少女行方不明事件でもマスコミに名が挙がる事は無かった。
 
 「僕は最低の屑だ。」
 
 腕に宿る水分を震えさせながら、彼は言った。
 口に出した言葉は耳を通過し脳に届く。
 
 知っている。
 法律は正しい。
 知っている。
 理性は生きていくための知恵だ。
 知っている。
 正義は多数を生かす為の方便だ。
 知っている。
 僕は。
 
 体に宿る水分を、揺らす。
 水刃手裏剣、爆水掌、霧影分身術。
 H2Oの属するものなら、好きなようにすることができる。
 能力者特有の頑丈さも、おまけについてきている。
 
  なんらかの毒薬や特殊なアイテム・詠唱兵器でない飛び道具などの効果は、戦闘判定に大きな影響を与える事はありません。
  よって、毒を敵に無理やり飲ませたり、警官から奪った銃を撃つといった行為は、行ってもあまり意味がありません。
  また、直接の戦闘行為ではなくても、敵を行動不能にしたり、完全に無力化して撃退できるような便利なアイテムは存在しません。
 
 踏んできた歴史。
 表には出ない歴史。
 人生。人生。人生。
 
 不条理を為すのが詠唱銀の業ならば、それ になる。
 
 『瑠璃最強の掃除屋』。
 『道具』。
 
 僕は、その二つを受け継いだ、『悪いツインテはお肉切りたい君』だ。
 
 体を巡る詠唱銀に、彼は心を。水を。水を。水を。
 
 振るわせた。
 
 人では無いものを人ではないように殺せ。
 人に害為すものをゴミのように殺せ。
 人をエサのように食い尽くせ。
 
 全ての銀は死ぬように。
 全ての人は俺を殺すように。
 
 いくぞ、狂信者。
 
 年月を越え、もう一つの絶望に踏み込んだ『彼』は、それでもやはり。
 ずっとずっと殺し続けるものである。
 
 「だって、それが今自分にできる、一番かっこいい生き様=死に様でしょう?」
 
 リビングデッド・カマクラを踏みしめながら、彼は、ただ行く。
 被害者になるために。
 責任を押し付けるために。
 醜くなるために。
 憎まれるために。
 憎むために。
 害すために。
 殺すために。
 斃すために。
 死ぬために。
 
 アハハ、ハハハ。
 これがあなたの望んだ僕か。
 アハハハ。ハハハ。
 
――――運命は残酷だ されど彼女を恐れるな
――――女神が戦わぬものに微笑むことなど決して無いのだから
 
 
――――けれど、女神は僕に微笑まなくていい
――――女神が奴等に微笑みさえしなければ
 
 
 
 以上。」
 
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