俺が掃除するのはこのゴミか?

 「適切な関係ではなかった。
 
 だがそうありたいと望んだ。そうだろう?
 
 こんばんは、鳩です……。
 
 
 ……「お屋形様付きは終わったのですね。」
 
 
 
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 この作品は、株式会社トミーウォーカーの運営する
『シルバーレイン』の世界観を元に、
株式会社トミーウォーカーによって作成されたものです。
 イラストの使用権は作品を発注したお客様に、
著作権はsynnに、
全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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 今回のリクエスト内容は以下の通りです。
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 キャラクター   :丘・敬次郎(b25240)
 商品名      :イグニッションカード
 料金       :★4個
 サイズ      :横480×縦640ピクセル
 完成予定日    :2008年11月20日
 発注文章     :服装、髪型:
黒い背広、黒いスラックス、黒い革靴。
背広の下は、黒いカッターシャツ。
ボタンは上まで留め、キチンとネクタイを締めています。
胸ポケットには白いハンケチ。
髪型は、参照バストアップ同様のツーテールです。詠唱兵器の項も参考にしてください。
詠唱兵器:
灰色の髪を黒い紐でツーテールにした呪髪。明らかに呪髪と分かるように、長く大きく禍々しい形状での描写をお願いします。
普段の赤ゴムにツーテールの上にかぶせています。
のっけるのではなく、ウィッグのように梳かしこんでしまってもよいです。
呪髪の方が大きいので、地毛と協調しないようなら、頭髪は完全に呪髪にしてしまっても構いません。
ポーズ:
両足を肩幅に広げて斜め前向きに立っています。
(体の向きはGTの映えを重視してください)
右手は体の後ろへ。
左手はバラを四本持っています。
ツボミが三つ、咲いたモノが一つ。
左手から伝った血が、花を赤黒く染めています。
表情は冷徹。
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 花言葉はこちらを参照……。
 
 (バラに関する古い記事    
 
 速攻本物カード発注&投げ銭。
 
 頭に比べて体が小さいのは仕様です。丘はまだガキンチョの体型なので。
 
 
 ……しかし、まさか瑠璃色の薔薇とは。面白い偶然ですね……。 
 
 synnイラストマスター様、ありがとうございました……。
 
 
 妄想シルバーレイン。
 
 クラスSの死に心地をあなたに。
 
 「……ようこそ。」
 
 黒服が頭を下げるその先には、同じく黒服を着たツーテールの男が立っていた。
 
 「遅くなりまして、申し訳ありません。」
 「いえ。若頭への連絡が遅れた、私のミスです。」
 
 明らかに年下の自分に頭を下げる黒服の男。その様子にツーテールの男子がクスクスと笑う。
 
 「こういう場では敬語になるんですね、先輩♪」
 「一応、けじめというものがあるんでな。
  で、どうだ。いけそうか。」
 「僕でいけなければ、もう諦めるしかありませんな。」
 「それはそうだが……。
  撤収の準備はしておこう。」
 「お願いします。
  どちらにしろ、ここから先は、先輩方は手出し無用。」
 
 イグニッションと一声発すると、ツーテールの上に、さらに巨大な灰色のツーテールが載った。
 足元まで届く長さの灰色は、呪髪。一本一本が蟲のように犇きうねりうごめいている。
 
 「……頼んだ。」
 「仰せのままに。」
 
 にこやかに笑んで、灰色髪が戦場の角を曲がる。
 途端、火線が束になって走った。
 
 「詠唱ガトリング……。」
 「能力者か……!」
 
 銃撃は呪髪で前を覆って防いだ。
 返礼に髪の隙間から呪いの視線を見舞う。
 
 「くう!」
 
 あちらも視線を逸らし回避。呪毒を当てるには至らない。
 肉体から白い蟲を湧き出させるつつ下がるのを、
 髪から黒い蟲を噴き出させてツーテールが追う。
 
 「あなたも。」
 「蟲使い……!」
 
 白い蟲は守りの蟲。
 回復と守護には比類無い力を発揮するが、攻撃面では心許ない。
 黒い蟲は攻めの蟲。
 リーチと破壊力は折り紙つきだが、回復の効率が悪い。
 
――――耐え切れるか……?
――――攻め落とさねば。
 
 持久戦になれば黒い蟲使いはガス欠を起こす。
 それを許さぬ一撃が入れば、白い蟲使いはあっけなく滅ぶ。
 
 白蟲使いが下がる。
 追い詰められないよう、廊下へ出て、角へ角へと抜けていく。
 黒蟲使いは髪で前を覆いつつ追ってくる。
 ガトリングガンは動きながらでは撃てない。どこかできっかけを掴んで、踏み込まれない位置まで離れなければ……。
 
 細い廊下。白い蟲使いが振り返ると、角に灰色のツーテールが潜んでいるのが見えた。
 この間合いならすぐには踏み込まれない。
 呪いの魔眼、来るなら来い。
 
 腹を決め、角に向かって銃弾を撃ち放つ。
 
 「……くっそ!」
 
 単純な威力では魔眼の方が上だ。だからこそ、撃ち合いに付き合ってもらえると踏んだのに。
 灰色のツーテールを靡かせながら、奴は突っ込んできた。こっちは足を止めている。あ、くそ、だめだ。蟲達よ守れ!
 
 白い燐光に包まれた体を、灰色の髪の束が打ち据えた。
 上から下への打ち下ろし。地面に叩きつけられた体がバウンドする。
 
 流石に能力者、白い蟲使いも即座に態勢を立て直すが、既にもう一方のツーテールが横薙ぎに。
 
 バツン。
 
 千切れ飛んだ肉は、しかし黒蟲使いのもの。
 黒い影を纏ったガトリングガンの砲身が、黒服の腹から胸までを抉り上げていた。
 
 「……なるほど、本業は魔剣士ですか♪」
 
 黒蟲使いも、妙な気配は感じていた。
 自分が角から踏み込んだとき、奴は間合いを取るのではなく、足を止めたまま蟲を呼んだ。
 覚悟を決めたのはわかったが、あれは攻撃を受ける覚悟ではなく、接近戦をやる、という覚悟だったのか。
 
 「闇纏いが、この稼業には向いている。
  わかるだろ、お前も能力者なら。」
 「ええ♪」
 
 ツーテールが黒い蟲で傷を塞ぐと、
 魔剣士も黒い影を帯び真の力を顕現した。
 
 
 
 「ま、雑魚を薙ぎ払うつもりの装備で来た以上、こうなりますわな。」
 
 転がった魔剣士の体には、呪髪が矢のように突き立っている。
 もう死んだ。二度と起きることはない。
 
 「初めから一対一用の装備をこちらはしているのですし♪」
 
 そうは言うものの、ツーテールの黒服は既に見る影も無く千切れ、塞ぎ切れなかった傷から血が溢れている。
 魔剣士も白燐蟲も、どちらも能力のコストパフォーマンスの良さには定評がある。
 アビリティの弾数で粘られ、押し切られる寸前だった。
 たまたま魔眼の毒がうまく効き、たまたま呪髪の一撃が綺麗に入ったに過ぎない。
 
 「お疲れ様でした♪」
 
 ツーテールの男は、袖から薔薇の花を取り出すと、花びらを血で塗りたくり、死体の上に置いた。
 蕾が三つ、花が一つ。
 
 『あのことは永遠に秘密』
 
 あのこととは、何か?
 いや、そんな問いには意味が無い。それは永遠に秘密なのだから。
 誰も知ることの無いことだ。
 
 携帯電話を取り出す。
 
 「丘・敬次郎です。
  清掃を完了しました。始末をお願いできますか。」
 
 それだけ告げると、通話を切った。
 死体を見おろす。路傍の石を見るような目で。
 
 「面白くない。全然面白くないな。」
 
 “ただし、相手が能力者やゴーストの場合は、たとえ意識が無かったとしても無意識に急所を避ける場合があります。”
 “つまり、無抵抗な状態の相手の心臓を一突きにしたとしても、レベルの高い能力者やゴーストはHPが高いので、即死するような事はありません。”
 
 「あっけなく死ぬから、油断を突く意味があるんじゃないか。
  この手に収めたという実感が残るんじゃないか。」
 
 “油断したお前が悪い、世の中には脅威が満ち溢れているのだ、そう思い知らせるのが何より楽しいのです。”
 
 「何てつまらない。俺もお前も。」
 
 先代『筧・次郎』の言葉をかみ締めながら。丘は装備をカードにしまった。
 
 
 以上。」
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