前の投稿から10日も経ってるとか。

 「汝の愛する者を殺せ。
 汝が愛するならそれはそれは醜いのだろう。
 
 こんばんは、鳩です……。
 
 
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 この作品は、株式会社トミーウォーカーの運営する
『エンドブレイカー!』の世界観を元に、
株式会社トミーウォーカーによって作成されたものです。
 イラストの使用権は作品を発注したお客様に、
著作権はでこに、
全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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 キャラクター   :ナイフのデモニスタ・パトリック(c02456)
 商品名      :顔アイコン
 料金       :★1個
 サイズ      :横50×縦50ピクセル
 完成予定日    :2010年9月11日
 セキュリティレベル:エンドブレイカー!
 シチュエーション :笑顔
 発注文章     :フードを脱いだ姿。髪は短く刈られています。口の端を吊りあげて意地悪く笑っています。
 
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 でこ様、ありがとうございました……。
 
 額の皺。唇の厚さ。
 
 やはり、この、タダものではない感じがとてもよろしい。
  
 妄想エンドブレイカー……。
 
 悪魔の者
 
 その男、パトリック・ケイジバランズは、深い紫色のローブを来たエンドブレイカー(終結破壊者)だった。
 戦神海峡アクスヘイムの地下の地下、廃墟の奥の闇に向かって話しかける。
 
 「今いいかね。」
 
 声は空しく空間に響いた。
 その空しさの中から、白い服を着た長身の男が歩み出てきた。
 
 「どうも♪」
 「久しぶり。」
 
 男はパトリックに朗らかな笑顔を向ける。
 その白い服の男は、蛇蠍で出来ていた。
 無数の毒蟲が組み合わさり、一つの人間の形を形成している。
 
 「割と重大な事態なのですかね?」
 「世間話じゃいけないのかね?」
 「いけなかないですが、健全ではありませんねえ?」
 「悪魔に健全を語られる筋合いはない。」
 
 パトリックは、デモニスタと呼ばれる特殊なジョブを持っている。
 別次元の存在、『悪魔』をその身に宿し、『悪魔』自身よりも強大な力を行使する、外法の徒である。
 目の前に現れた男は、彼が宿した悪魔。正確にいえば、その一部だ。
 
 「我々とのこういう会話はあなたの脳に悪影響が、」
 「今更健康を気にする歳でもねえやな。」
 「僕らの世界ですと、歳とるほどに健康に気を使うものなんですが。」
 「悪魔に健全を語られる筋合いは、ない。」
 
 悪魔は別次元の存在である。
 こちら側の世界に明確に存在することは出来ない。
 パトリックが今見ているのは幻覚の一種だ。
 しかも、はっきりと見え聞こえるほどの強力な幻覚。
 彼の『悪魔』は、このような対話は脳の分泌を狂わせると忠告した。
 
 「大体、健全でまともなやつが悪魔を宿したいなどと思うかよ。」
 「あらら、あなたの場合は、こちらからお願いに上がったのですよ?」
 
 エンドブレイカーに目覚めるには幾つかの経路が存在するが、
 パトリックの目覚め方は俗に『オラクル』と呼ばれるものに分類される。
 『あなたにだけ認識できる謎の存在から、光り輝く「天啓」を』授かり、エンディングを見るようになることができたもの。
 ただ、彼が感じたのは天からの啓示などではなく、地獄の叫びのようなおぞましいものだったが。
 
 「あなたはそれを受け入れてくれた。デモニスタになりたいと積極的に望んだわけではない。」
 「受け入れたってことは、『なりたかった』ってことだ。
  抵抗があったのは事実だが、そこを誤魔化すほど子供でもない。」
 
 『悪魔』は楽しそうに笑う。
 その横に、灰色の髪の少女が現れた。彼女は両の手に銀のガントレットを装備していたた。
 左右に結われた髪の毛は翼の形をして、黒いしずくを垂らし、赤い炎を上げている。
 続いて、黒髪をツーテールに結い、胴体から生える六対の腕に
 あふれるほどの武器を握った少年が足音高く現れた。
 四人目は灰色の髪を短く刈った、背の低い少女。
 多種の生物の甲殻や毛皮、皮膚がまばらに肉体を構成しており、
 全身に埋め込まれた無数の目玉が闇の中に光って浮かぶ
 
 「おーおー、みんな出てこいとは、云わなかったけどな。」
 「頼みますよ、われらの望むエンディングを。」
 「契約は果たすさ。
  それは俺の望みでもある。」
 
 エンディングメイカーに屈辱と滅びを。
 このろくでもない世界に祝福を。
 
 『世界を大きく揺るがそうとする、人類を冒涜する存在を掃滅すること。』
 
 悪魔たちは語った、彼らは「その思い」でできていると。
 
 「で、何の話なんですか?」
 「感じてるんだろ?『俺が動き出した』。お膳立てが整った。」
 「ふふふふ……。」
 
 白い男は『クリナ』。
 森羅万象を“綺麗に片づける“悪魔である。
 彼の教えは、『最短を常に考えなさい』。
 
 「……期待しています。我々を裏切った世界に復讐と憎悪を。」
 「世界が裏切らないなんて保障はこの世にはありはしないと思うが、善処はする。」
 
 銀の女は『バスティンアムズ』。
 有象無象を“破壊し尽くす“悪魔である。
 彼女の教えは、『鍛えよ、肉体は裏切らない』。
 
 「すがるしかない身の上では偉そうなことなど言えませんが、
  どうぞハッピーエンドに立ち会ってくださいますよう。」
 「悪魔の望むハッピーエンドってものは、疑わざるを得ないンだが。」
 
 少年は『マスタ・オ・ツルズ』。
 ありとあらゆる武具、道具に精通した、“使う“悪魔である。
 彼の教えは、『道具とは人の知恵の結晶、使わないのは勿体ない』。
 
 「されど、すべてはあなたの判断に任せられます。
  どうぞ充実した生を歩まれますことを。」
 「充実はしてるさ、あきれるほどな。満足してるかと言えばウソだが?」
 
 少女は『ギガアイズ』。
 現況を瞬時にして正確に掴む、“千里眼“の悪魔である。
 彼女の教えは、『すべてに気を配れ、一瞬先の未来を見ることができるように』。
 
 「いよいよゲームスタートというわけですね♪」
 「生き死にかかってるんだけどなあ。」
 「大丈夫でしょ♪」
 
 白い男の悪魔は壁をコンコンとたたいた。
 
 「高層建築に耐える建材を生み出す「ドローノソリン」。物理法則を無視して建材を繋ぐ「ドロージェナス」。
  要するに、『建築物は破壊されないほどには丈夫』ということが約束されている。
  あなた方にとっては当たり前のことなのかもしれませんが、
  言葉として表現されるということが大事でね。
  言霊は僕らに法則を定義する。極めて強力に。
  僕らは、あなたが死ぬような場面にはあなたを投げ込みはしません。
  言霊で『死ぬ可能性』を言及されているような場面からは、あなたを遠ざけます。」
 「……俺はどこまでもお前らの言いなりか。」
 「……ご不満なれば、いつでも元に戻しますが?」
 
 銀の女の言葉に、パトリックは肩をすくめる。
 
 「やめてくれ、それこそ定義の問題じゃないか。
  エンドブレイカーじゃなくなったら、俺は『アクスヘイムのどこにもいなくなる』。
  そんなのはごめんだ。」
 
 その言葉を聞いて銀の女はくすくすと笑った。
 
 「エンドブレイカーとして動いてくれれば、それ以外のことには干渉しませんよ。
  この世界がハッピーエンドを迎えること、それ以外はすべて瑣末で無価値なのだから。」
 「わかってる。その瑣末で無価値な中に俺らしさを見いだせってこともな。」
 「僕も苦労しましたから♪」
 
 黒い少年も笑う。
 
 「……。」
 「……。」
 
 百目の女は笑わない。
 
 「今後のことの相談だよ。悪魔の意見を聞きたい。」
 「よろしい、それでは……。」
 
 闇の中声だけが響く。
 闇の中何も見えない。
 誰も彼を知らない。
 誰も彼らを知り得ない。
 
 以上。」
 
 
 
 
 
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