露出する悪意

「無駄に終われ!


妄想シルバーレイン……。




泥沼の欠片


――――空に、長い一筋の線が引かれた。

――――その線から無数の稲光のようなものがうごめいている。

「あれは……何だ?」
「雨が……これは、シルバーレイン!?」


「世界結界と言う言葉で、神々の世界まで隠蔽しようとしたのがいけないのですよ♪」
真っ黒い粘液の山の頂点に座する、ガラスの女王が笑いかけた。
「玄蝕金剛(『まっくらやみ』)……!」


「あなたがたは、本来この世界にあった異生物を隠蔽するためだけに世界結界を構築し、守ってきた。
 しかし、貴方がたは学園の中で、我らの造物主(神)の世界に触れて来たでしょう?
 世界結界で隠すべきものは、最早この世界の出来ごとではなく、『異世界そのもの』になってしまったのです。」
「世界結界が無くなれば、造物主達(神々)の世界の日本と、この世界の日本が重なる。
 わたくしはこの時を待ち望んでいました。」
銀誓館の能力者が消滅したり姿を変えたりしている中、女王は解説を続ける。


「おお、本当に鎌倉に住んでいる造物主(神)も居た訳ですか♪」
「お前の思い通りにはならないよ、物語に帰れ。」
「貴方がたは確かに直接の被造物であり、その力は強大だ。
 わたくしを叩き潰す事が出来た。
 わたくしなど相手にしないほど強力な個体も星の数ほどいる。
 しかし無理なのですよ、だってわたくしの望みは、もう叶ってしまったのだから。」


「強くなったことが災いしましたね、禍蝕金剛(『ひかりのうず』)。
 僕にとっても、先生をここで足止めすることに意味ができました。」
「嬉しいことを言ってくれますねえ♪」






「――――やはり、立ち向かいますか。
 よろしい、ならば死ぬ前に、我らが造物主(かみ)のちから、とくと目に焼き付けておけ!」


以上……。」

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