Come on Holy Black Parade!

「お前以外の全てを信じている。いずれわたし達を討ち倒してくれると。

こんばんは、鳩です……。

掃除婦

 下記の内容にてイラストの注文を受け付けました。
 ■ 注文番号『11209』
 ■ ビジュアルクリエイター名『八木沼』
 ■ 発注キャラクター名『鳩目・ラプラース・あばた』
 ■ 商品『全身図』
 ■ 注文形式『通常注文』
 ■ サイズ『横480×縦640ピクセル』
 ■ 金額『400LP』
 ■完成予定日『2013/03/12(火)』
 ■参照バストアップ『バストアップ』
 ■発注文  服装:ビルメンテナンス・清掃用の作業服。
帽子を目深に被っています。
僅かに返り血を浴びています。
メタルフレーム的特徴:両腕の肘から指先までが白銀のガントレット。
装備:片手に拳銃。片手に血の染みたモップ、または重そうなゴミ袋。
人を殺し、その始末をしたことを匂わせてください。
体型:背は「かなり低い」。
筋肉質で、お尻が大きい。下半身の肉付きは良い方。
ポーズ:お任せします。
雰囲気:ダーク、シリアス

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このイラスト作品はTeamChocolop運営『バロックナイトイクリプス』用として
鳩が使用している作品です。
使用権は鳩と、著作権は八木沼とTeamChocolopがそれぞれ共有し、
包括的なその他の権利をTeamChocolopが所有します。
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八木沼様、ありがとうございました……。
拳銃がサプレッサー付きなのが素敵です。しっくりかっちり決まっていて何も申し上げるところがございません。

妄想バロックナイトイクリプス……。

Conpared with previous version.

待っていても来ないと、何故かわかっていた。
そこにはいつも、自分の足で歩いてゆかなければならない。
真っ白い闇の中で歩を進めて行くと、やがて自分の足音が聞こえ、「足が造られたのだ」と分かる。
左右に振る手足が見え、目にかかる前髪が見え、顔が空気の流れを感じ、心臓の鼓動が分かる。

そうして、わたしの意識に沿ってデータの肉体が作り上げられる。
五体が完全に再現されて、ちょうどその時に、神は現れる。

「どうも。」
「どうも。」

今度の神は、鳩目・ラプラース・あばたと同じ程度の、背の低い少女の姿をしていた。
短く刈った灰色の髪の毛、睨め上げる青い瞳と仏頂面、片手にはトンファー。地味で暗い色の和装束。

あばたが銃を抜いて撃った。
バァン、と空気を割る音がして、少女の姿が消える。
そして、伏せった姿で向かって左に現れ、白い地面を滑る。
「超音速で避けた」、ただそれだけ。

少女は伏せた姿勢のまま、黙ってあばたを見据える。

「理解しかねます。」

少女が僅かに呆れを含めた声で言うと、あばたは笑って応えた。

「何、定期健診みたいなものです。」

神とわたしと、どれほどに差があるのか。
特に、自分のプロトタイプとは。

少女は小さくため息を吐いた。

「わたしはあなたの力を測れるほど惰弱ではありません。」
「『それ』を確かめるんだよ糞ガキ。」
「愚か者。」

引き金で応答する。
あばたの手から放たれた銃弾は、全て彼女のトンファーで弾かれた。

(弾く必要があった、と見てもいいのかな?)
「『受けていいかどうか判断しかねた』だけです。」
「ああそう!」

心を見透かされたような言葉に、『魔力』を一際絞りこんだ弾丸を返す。

「しかし、もう『わかりました』。」

輝く弾頭は少女の左眼球に命中して砕けた。

――――あなたの攻撃は、やつがれを傷つけ得ない。

あばたの背に冷たい汗が流れた。
ああ、出やがった。

伏せたままの少女の背に、巨大な亀の甲羅を幻視する。
床は闇色の水たまりになり、その中からいくつもの獣の顔が虚空を、こちらを、見つめている。
少女の体に白い蛇が絡みつき、少女の顔はウミガメの頭部に変わる。
手足はひれのようになり、そこから黒く獣の顔が泡立って噴き出す。

あばたはそれが何なのか知っている。
それは、全てを見通す目。宇宙を、銀河を、星を、空を、大地を、人を、動物を、植物を、微生物を、細胞を、分子を、原始を、素粒子を見通す目。
今目の前に現れているだけがすべてではない。
マクロに、ミクロに、あらゆる場所に彼女の目がある。
万物から得た情報をフラクタルな無限回路が演算し、次の一瞬を完璧に予測する。

彼女の……かつて鳥越・九(いちじく)と呼ばれていた少女の神力は、『アカシックレコードリーダー』。

『あばたの神』の中で最も遠い次元に渡れる神。
全ての目を持つアルティメットキマイラ。

「そこだ!」

見向きもせず背後を撃つ。
果たしてそこに神は居た。但し、弾道からは外れた場所に。

振り向けば、少女が、高層ビルほどもあるトンファーを振り降ろしていた。
鳩目あばたはのし紙のように滅んだ。

「……。」

死んだ夢ほど寝覚めの悪い物は無い。増してやそれが宿敵に殺された夢ならば。
うなじの電極を外し、ヘルメットを脱いで電脳空間から断絶する。
あの獣が、わたしのプロトタイプ。
全てを演算し予測し掌握することで、無敵のエリューション駆除機械となる。それがわたしの製造目的。

「……自分でやれよ。」

溜息を吐いても、神は応えない。
神に肉体はない。
神は全能ではあるが万能ではなく、全知ではあるが知恵は無い。
神に許されているのは、ページをめくること、ページを戻ること。折り目を付けること、少し落書きをすること。それくらいだ。神などその程度の『生き物』なのだ。

だからこそ、わたしがいる。わたしが神に必要だ。
ペンを持つ手ではなく、書かれた人物としてのわたしが。
インクの染みに過ぎないわたしが神を超えることは到底ありえないが、しかしペンは剣よりも強いと言う言葉にある通り、神を殺すことは可能だ、可能のはずだ。

わたしはアークに加わっている。今は。
けれどいずれは、彼らを迎え撃つ時が来る。
何故ならば、リベリスタもフィクサードも薄汚い害獣には違いないから。

人を守ることだけを言い訳にする殺戮者の黒いパレードから降りて、向かい合う日が来る。その頃には、数多の人外を屠り収奪し、パレードは歪んだ夜その物となっているだろう。
疾く暴く獣のその後に、ミラーミスのその後に。ハッピーエンドの終焉に。
無敵のわたしが迎え撃つ。

わたしは神のProxy。
「人に知られざる神秘」の完全敗北まで、人を愛し、人を食い、神秘を殺し続ける。

以上……。

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