排撃する者

「『罵倒してくれてありがとう』も言えないのか?

こんばんは、鳩です……。

妄想バロックナイトイクリプス……。

命を捨てて機械に成れの果て 神を捨てて世界を救いの果て

「……あなたは誰?」

空間に響く声は戯れに満ちて。
鳩目・ラプラース・あばたは応えない。
応える言葉を持たない。表現に適した言語がこの世に存在しない。

彼女は鳩に成った。
灰色髪のツーテール。背が低く幼い女性の姿。
機械を思わせる無表情。白い籠手に生まれついた両腕。
人知を超えた外法の力。されども最強の武器は己の肉体。
命令に従うことのみを目的とする思考回路。しかし冗句程度は言ってのける経験値。

両手に備えた銃だけが、彼女の個性を示している。
同じ神から産まれたモノの中で銃器のみを武器とするのは初の存在である。

神の産物は「人間が作った兵器程度では全く歯が立たない位に肉体が強い」故に、利便性以外の理由で武器を手に取る意味をもたない。

白い虎は爪牙と武器とし
燃える鳥は炎を纏い
青い龍は流動を肉体とし
黒い蛇亀は観測を遍在させた

この神々の子は蛇亀を母としながら、それを殺す超越を求めた。
両の銃口は鳩目と一体化し、最早引き金を引いてから弾が発射されるまでの致命的な時差を消している。意のままそのままに射線を撃ち、それは消して歪むことが無い。

白い虎を屠り
朱の鳥を落とし
青い龍を穿ち
黒い亀を殺すため

その銃弾は破壊を究極した。

硬さで阻まれず
速さで避けられず
柔らかさで受けられず
予測で見切られぬ

それは時空の移動。

速度無限大で撃ち放たれる銃弾は時間の洞穴を成し、射線上にある全てを今でも此処でも無い場所へ移動する。

新たな神は旧き神へその銃口を向け、引き金を

以上……。

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