Planar Collapse

「早く死んで誰にも思い出されなくなれ。

こんばんは鳩です……。

……妄想……。

Temporal Aperture

​必要なのは知名度であるから、地球を滅ぼす力などどうやっても持て余すということ。神話には語り手が必要で、語り継がれる時間が必要で、語るに足るドラマが必要。
その全てを手にする為、筧・次郎と魔神・鳩は新たな世界に現れるたびに、最も古い時代を選択し、ひっそりとしかし確実にその世界の殺戮者として存在し続けた。
世界が異なれば物理法則も異なる。
魔法がある世界、異世界とつながる世界、重力のない世界、電気のない世界、大地のない世界、その他、人語で表現できぬ何かがある様々な世界。
筧と鳩には「神に属する者か同族による攻撃に依らぬ限り傷つかない」という特殊な不死性があったので、その力を利用し伸長し、あるときは灼熱、あるときは極寒、あるときは虚無、あるときは極小、あるときは極大の世界設定の中で、己らの力を蓄えて行った。
神に届く為に。

「誰よりも強くあらねばならぬ。」

カカロットよりもデモンベインよりも時天空よりも。およそ造物主の創造しうる全ての存在より強くなければならぬ。

しかし、それだけではダメなのだ。
後楽園ホールを焼き尽くすはじめの一歩ではダメなのだ。
惑星ごと破壊するスレイヤーズではダメなのだ。
宇宙ごと消し去る999ではダメなのだ。

語られなければならぬ。でなければ、それらの物語の中に存在することすらできない。
物語に存在し、しかも他のありとあらゆるものよりも強く、神に等しき者として語られること。
そしてその中で「自身の力を高める」こと。

神を倒すには、何者よりも強くなければならぬ。
そのため当然に不死であるし、不老である。
速度無限大で移動が可能であり、世界を四次元から見下ろすことができ、故にあらゆる時間に出現可能である。
その世界の独自の文化を学び、有り余る時を使ってそれを習得し、殺戮の為に用い、殺戮する者として語り継がれる。

それをもう、数え切れぬほど過ごしてきた。数え切れぬほど過ごしてゆく。

その約束の上でなお、なんとこの身の儚いことか。
それでもゆくのだ。神の飽き果てるまで。神が彼らを忘れ去るまで。

「僕の考えた最強の殺人鬼。」

筧は嗤う。幾億の亡霊が熱を奪い、辺り一面を凍らせる。
鳩は嗤わない。月の裏側に巣食う悪意と言う名の魔王が、筧の奪った熱量を吸い込み燃え盛って膨れ上がる。

暁。そしてまた物語が終わる。

以上……。」
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