Fate of Fight to Someone’s Love

「イラストが納品されたがそんなの知るか!好きなことを書きます!!!

こんばんは鳩です……。

……妄想アクスディア……。

Destiny Lovers

「お変わり無いようで何よりです。」
「鳩ちゃんも。」

逢魔・鳩と逢魔・水鈴は『せんか特製極上満開スペシャルジャンボパフェ・サマーバージョン』をつつき合いながら言葉を交わした。

「んー、いや、鳩ちゃんは変わったかな?」
「はい?」

スプーンに残ったクリームを唇でしごきとって、水鈴は鳩を見つめた。

「……太った?」
「ふふっ。」

相変わらず遠慮のない方だと鳩は笑う。
水鈴の目は鳩の一の腕に向いていた。
レプリカントの特徴である機械の二の腕。そこにつながる生身の腕は水鈴が前見た時よりも一回りほど大きくなっていた。
胸もがっしりとして、身長が変わらないまま体の厚みを増している。

「否定はしません。」
「大丈夫なの?こんなおっきいの食べても。」

一緒につついていながら、水鈴は言う。
こういう方だ。こういう方だった。
忍び笑いをこらえきれない。

「何かわたし変なこと言った?」
「いえ。
……心配は無用です。これでも運動をしておりますので。」
「そっか。そういえば筋肉っぽい。」
「ええ。」

水鈴がまた鳩の腕を見る。女性らしい柔らかな脂肪が覆っているように見えるが、よく見ると筋肉に沿ったくぼみの筋が走っているのがわかる。
肩も、そこにつながる胸も、恐らくはそうなのだろう。

「10年も経てば、変わってしまいます。」
「10年??」

そんなに経ったっけ?
水鈴が首を傾げて指を折る。

「失礼しました。こちらの話です。」
「10年。」
「そうです。鳩たちは魔力の研究をしておりまして。時間の流れに干渉することが出来るようになったのです。その他色々ありまして、この地球の方々よりも長い時間を過ごしております。」
「……ふーん。偉いんだ。」

また一口パフェを削りながら、水鈴は鳩を見つめた。その目は、10年とは言わずともそれなりの年を経た、人を見定める目だ。

「今日は何で来たの?」
「息抜きです。」
「変わったね、鳩ちゃん。言葉が凄く滑らかになった。」
「10年ですから。」
「10年かあ……。」

嘘は言っていないが、本当には程遠いな。
水鈴は直観を口に出せずにいた。
鳩が言ったことには大いに誤魔化しがあると気づいた。だがどこをどのように誤魔化しているのか。何故誤魔化す必要があるのか。そこは一向に察することが出来なかった。

「んー。」

​スプーンを銜えたまま少し考える。
そう言えば前にこうしてパフェを食べ合った時も、鳩ちゃんが何を考えているのかわからなかったっけ。
なあんだ。何も変わってない。不思議で隠したがりの鳩ちゃんのままだ。

​「鳩ちゃんはやっぱり変わってないよ。」
「そうですか。」
​​「次郎さんのこと、まだ好き?」
「嫌いです。」
「あっはははははは!」

変わったのはわたしかも。
以前なら、こんな言葉を聞いたら。
それをそのまま受け止めて、「何で?」と訊いていた。
でも今は、鳩ちゃんが悪戯っぽく笑っているから、笑うところだってわかる。
わたしだって、成長。してるのよ?

その後、鳩と水鈴は他愛もない話をしながらパフェ一つ、コーヒー一杯、紅茶一杯、ショートケーキ一つ、モンブラン一つ、三食団子二本、夏風葛餅四つを平らげた。魔族の別腹は果てしなく深い。

会計の際、財布を広げる手を止めて鳩は言った。

「申し訳ありません。花も買って帰りたいのですがよろしいでしょうか?」
「ええ、構いませんよ。何にいたしましょう?」

鳩は口角を上げながら、言った。

「……ローテローゼを。生けていたものが、枯れてしまったので♪」

 

以上……。」

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