Primeval Soul

「輪廻などあるはずがない。お前のような汚物に前世も来世も考えられない。

こんばんは鳩です……。

……妄想ケルベロスブレイド……。

本日もこちらの方を借り上げまする……。もう少し、何とかしてみたく。

萌芽の繰り返し

Peace一本が命一人分。
吐き出した煙が消えゆくのを見れば、パトリシア・バラン・瀬田はセンチメンタルな気持ちになれた。シガーホルダーを指先で優雅に持ち上げ、誘うような艶やかさで口づければ女優になれた気がする。
一本燃え尽きれば夢は終わり。処分した奴のことは存分に悲しみ、己の行いには十分に傷ついた。それでおしまい。
それがパトリシアの精神安定方法である。
​​
煙草を吸いだしたのはここ数年のこと。
来日して出会った『師匠』の一人がPeaceという銘柄を甚く気に入っていて、それが何故だか酷くおかしく思ったので、好奇心半分からかい半分で一箱買った。
​​
「ワタシも買ってみマシタ。」
「あーらら、そいつは残念。」
​​
その師匠は眉根を顰めつつ笑った。
​​
「何故デス?」
「もしあなたがそれに夢中になってしまったら、人類が終わった後は永遠にその夢を失うことになる。」
​​
煙草を作る技術が失われた後の遥かな時間を、あなたはそれ無しで過ごすことになる。
パトリシアも眉根を顰めて言葉を返した。
​​
「師匠だってそうデショウ?」
「いいえ?僕にとっては思い出でしかありません。
思い出は僕が覚えていればいいんですから、なくなっても困りません。」
「ならなんで吸うノ?」
「大人の真似事がしたいだけです。」
​​
その「師匠」は、自分は一人前の人間ではないと言い切った。
この先も、恐らくは人類が地球からいなくなった後も、太陽が赤色巨星となり地球を飲み込んで地球という惑星がなくなった後も、地球外へ進出した人類が宇宙の伸張に耐えきれずついに引き裂かれた後も、大人にはならないつもりだ。
​​
パトリシアは燃え尽きた煙草を捨てる。
ケルベロスとしての異能を全身にみなぎらせ毒素を無効化し、シガーホルダーをケースにしまう。
肺と胃の腑に魔力を通して煙草の成分を検知、空気と共に口から引きずり出す。
後はシャワーと洗濯で消臭は終了する。
厨房の出口へと歩く。カツカツと響く足音は誇り高いヒールの証。胸を張って歩む。排気の音に負けないように。
扉を開け階段を昇れば喧騒が聞こえる。この旅団『ホテル53X』のケルベロス用集会ロビーの。
​​
「ハァイ!グッモーニン♪」
​​
バラン団長のお出ましに、気さくな団員が手を上げグラスを掲げ応えてくれる。
笑顔で手を振ると、パトリシアの胸中に小さな芽が生えた。
​​
—-
​​
駐車場に止まった白塗りのバンから目隠し猿轡の男が引きずり出された。
​​
「じゃ、よろしく姐さん。」
「ハイ。終わったら連絡シマス。」
​​
そう言ってパトリシアは虜囚の首根っこを掴む。
​​
「ジャ、短い付き合いだケド、ヨロシク♪」
​​
嗜虐的に囁くと、パトリシアの胸中にまた小さな芽が生えた。
​​
—-
​​
「弱い弱い弱すぎる!その程度では神の一人も殺せはしませんよ!!」
​​
『Peace好きの師匠』が残心する。
打ち据えられたパトリシアは20mほども先へと吹き飛び倒されていた。
​​
「……チョーシにノってんじゃナイワヨ……!」
​​
眩暈に揺らされながら、地に両手を立てて起き上がる。
残心のままの『師匠』を確認し、両足で強く地を踏みしめた。
​​
「Filho da puta(クソガキ)!!!」
​​
魂の奥底に魔力を流し込み、本質を引きずり出す。
人前では使えない技、見せられない姿。肉体が別の物質へと置き換わり、吐き気がするような快感と笑いだしたくなるような苦痛が体を駆け巡る。
​​
異界からの浸食を受け入れたとき、パトリシアの胸中にまた小さな芽が生えた。
​​
—-
​​
今日もまた森に芽が生える。
始まりを何度も繰り返し、森は密度を増す。
風にざわつき雨に濡れ訪問者に踏みこまれ。
今日もまた森に芽が生える。
​​
同じ土に。
原初の土に。
今日もまた芽が生える。

関連
以上……。」

アイコン

カテゴリー: ケルベロスブレイド | コメントをどうぞ

BLOW JOB

「舐め殺してやろう。

こんばんは、鳩です……。


イラストが完成しました!
下記より完成原稿をご確認ください。
===================
完成原稿
●アトリエページ
http://tw5.jp/gallery/?id=129440
http://tw5.jp/gallery/?id=129441
http://tw5.jp/gallery/?id=129442

●直接リンク
http://tw5.jp/i/tw5/origin/0379/641085_e03793_bu_f.png
http://tw5.jp/i/tw5/origin/0379/641085_e03793_ic.png
http://tw5.jp/gallery/combine/129442

===================
●商品確認
作家:jenny
商品:3点セット

●発注オプション
・【バストアップ】大きな画像(横768×縦1024)
・【ケルベロスカード】大きな画像(横768×縦1024)

●発注文章
【顔アイコン:普通】
※アイコン、バストアップは全身図からの切り抜きor差分で問題ありません。

以前いただいたイメージが強く印象に残り、彼女のベーシックな姿として刻み込まれました。
以後のロールプレイでも頂いたイラストが常に脳裏に浮かんでいます。
パトリシア・バランというキャラクターはjenny様が作って下さったといっても過言ではありません。
そこで、彼女の外見をさらに充実させるべく、同じ画風、同じ姿で別の表情やポーズ、側面などを描いていただきたく思い、お願いする次第です。

基本的にはほぼお任せ、というつもりでおります。発注内容を踏み倒していただいても構いません。

【服装】参照画像の通り。全くそのままでもアレンジやプラスマイナスがあっても構いません。ブラジルっぽい緑と際どい衣装はとても気に入っています。
【表情】笑顔。元気いっぱいです。
【髪】腰あたりまでの長髪になっています。
ポーズ:両足を広げて堂々と立っています。身を曲げることでボリュームと細さのコントラストが出ていた参照画像とは対照的に、手足を伸ばしたより大胆なポーズ。具体的に言うと股間が見たいと思っています。
【装備】右手に金のバトルガントレット、左手に重厚で刃物付きの銀のバトルガントレット。
ですが、装備していなくても構いません。セクシーさの邪魔になるようなら素手で問題ありません。
指が好きなので最低でも片手は素手推奨。両手素手でも問題ありません。

参照画像のパトリシア・バランが別のポーズをとっている、というイメージでリクエストをお願いしています。より元気で、参照画像の服装のまま別のポーズをとるとどう見えるのかが知りたくおもいます。
===================
=============================================================
これは『ケルベロスブレイド』のイラストです。使用権は鳩、著作権はjenny、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
=============================================================

jenny様、ありがとうございました……。
発注文にもある通り最初に頂いたイメージが強烈で、パトリシアを思い浮かべるときは大体最初にもらったこれ

を思い浮かべてるなと気づいたので、ならばいっそこの姿この絵柄でバリエーションを出してもらえればいいじゃんと思い至ったので注文しました。
あとこの衣装で股間の際どい所を見たかった。
ロングヘアーにポーズ違いというだけで印象はかなり変わりますね。
以前いただいたものはウインクにやさしげな笑顔ということで年上の余裕感がありましたが、今回の者はより奔放な側面が出ています。
特に全身図は強気な眉毛に怪獣めいた左手が相まって食べちゃうワヨと言いたげな仕上がりです。右わき腹の腹筋で浮き出たスジ、下腹部左側の骨盤が成すくぼみ、右鼠蹊部の淡い陰影が股間の際どさを演出していてエロくてよろしいことです。
しっぽが脚の間を通してひょいっと出ているのもおちんぽお誘い感あります。
セックスだなこれ、と一旦気づいてしまうとエロさを果てしなく感じることが出来ますね。
脚は短くなった印象がありますが、これは寧ろ前の全身図が長く見えるポーズだったのだな、と思います。
前に頂いた全身図は両膝を曲げて重ねた上に膝から下を画面奥側に引いているので膝から下が細く見え、その細さとつま先を伸ばしたポーズも相まって、足が長く見えるのだなと気づきました。1年半越しの発見です。……いや、やっぱ脚短くなってる?

バストアップ、アイコンは差分で作っていただいていますが、それぞれアレンジが入ることで別のイメージを醸し出しています。
バストアップは舌を出しており、眉も柔らかい表情になっています。右のおてても相まってしゃぶってくれそうな感じあります。
それを踏まえると、以前作っていただいた全身図も左手が手でコいてあげましょうかっぽい手つきに見えてきましたねよいことです。
アイコンは自分の舌を指さすようなポーズ。おフェラ。

大きな画像を頼んだのはとても正しい選択でした。
鳩は画像そのものの大きさを迫力というかエロぢからの一部として感じる部分がありますので、大きな画像、特にバストアップの大きい画像は全身図の大きい画像よりさらにアップになって(バストアップ→大きな画像の方が倍率が大きいので)セクシーパワーがグレートにアップしていますね。
おっぱいはややつぶれた横パイ。なるほど、胸のパーツは乳を持ち上げていたんですね。新たな発見です。

全体としてとてもえっちになりました。jenny様えっちですね!えっちですね!!いいですよ!!!!!!!!114545
やはり最初のイメージを踏まえた上で更に向上させるというのはいいですね。これが最大の発見でした。色々開拓するのもいいのですが、ファーストインプレッションを超える新たなイメージを作り出すというのは難しいことです。もちろんそれもいいものなのですが、なかなか。

jenny様、ありがとうございました……。

どうでもいいですけどアイコンってpngなんですね。勝手にgifのイメージを持っていました。

以上……。

アイコン

カテゴリー: ケルベロスブレイド | コメントをどうぞ

終わりという概念

「生まれなかったことになればいいのに。

こんばんは鳩です……。

イラストが完成しました!
下記より完成原稿をご確認ください。
===================
完成原稿
●アトリエページ
http://tw5.jp/gallery/?id=129027
​​
●直接リンク
http://tw5.jp/gallery/combine/129027
​​
===================
●商品確認
作家:内藤ゆう
商品:全身イラスト
​​
●発注オプション
・大きな画像(横768×縦1024)
・暴走
​​
●発注文章
イメージは「コズミックホラー」。
触手の悍ましさ、金属の光沢、狂った表情。
とあるゲームの「悪夢の声、ブリセラ」というカードイラストが発送の根源でした。
​​
異次元の素材が無理やりパトリシア・バランの形をしている、あるいは彼女を一皮むいたらこれが出てくる、というイメージです。
​​
ポーズ:画面に向かって立ち口を開けて怒りの表情をしています。
身体的特徴:体形は参照画像を踏襲しています。
但し肉体の構成要素が全く異なっています。
目と口は真っ暗な暗黒。
皮膚は脈動し、油膜のように歪んだ虹色に輝いています。翼は細い触手が編み込まれた大きな翼に置き換わっています。角はねじ曲がって大きく育ち悪魔のよう。
それでもどうやら乳房と尻は大きく、シルエットだけはダイナマイトボディ。
​​
右手に金の籠手、左手に銀の籠手を装備しています。
その二つだけは唯一「この世のもの」っぽくお願いします。
===================
=============================================================
これは『ケルベロスブレイド』のイラストです。使用権は鳩、著作権は内藤ゆう、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
=============================================================

内藤ゆう様、ありがとうございました……。
はい、もう「悪夢の声、ブリセラ」って書いちゃいました。そうでもしないと伝わらないな、と思いまして。
下腹部に紋様が集中している辺りがエロくてよいです。怒りの表現は静かな感じになりましたが、それもまたよしです。
これが目の前に現れたらどう見ても敵。そんな姿でありながら、元の姿の面影は残すよい悪落ちです。悪落ちと言いますか覚醒と言いますか。

内藤ゆう様、ありがとうございました……。

……妄想ケルベロスブレイド……?

 

ここではないどこかのすべて 今ではないいつかのすべて

永遠は終わる。人間の時間間隔では決して辿り着けないというだけで。
宇宙はすべての粒子とエネルギーをゼロに薄めるためだけに膨張を続けている。存在という過ちを、無限の時をかけて消し去るために。
永遠が終わった後。宇宙の切望が叶った地点。
人類程度では数学上でしか知見しえない、あらゆる存在が引き伸ばされて無に消えた無限の三次元空間。

​​​​​​
そこに彼らはいる。
​​​​​​
男神は暗黒の刃を持つ剣を片手で。
女神は光そのもので出来た杖を両手で。
彼らはたった一挙動で容易に宇宙を破壊しうる。
故に、此処しかなかったのだ。己の力を発揮し、試し、鍛え上げるには。
無が無限大に広がるこの空間しかありえなかった。
​​​​​​
男神が万象を吸い込む黒い奈落の剣を振ると、
女神は無限の有を無尽蔵に放つ光の杖でそれを受けた。
波濤が広がる。虚無と有が混じって飛沫き、次元を曲げてペイズリー模様に引きちぎる。
零れ落ちた雫は一粒一粒が新たな宇宙の種となる。一粒一粒が創世の輝きを孕んで膨張し、その中に生まれた時間がそれぞれ永遠の果てへと走り出す。
そんなことは彼らの知ったことではない。

​​​
男神は再び剣を振り、女神がそれを打ち払う。光を遥かに超えて、無限大より大きなスピードで。己らの力を更に高める為に。
​​​​​
—-
​​​​​
4月も中旬の陽気の中、座敷は痛いほどに凍てついていた。

「何で気にくわない奴の為に神経を使う必要があるのか、というのは反語としてみれば精神安定の種にはなりますが、疑問としては答えが出ています。」

吹雪の中心から声が聞こえる。
そこには、風雪で霞んだ男の姿があった。白スーツに白いズボン、黒髪をしているらしいその人影からは、悪霊の妖気とそれが成す冷気が霜を伴って吹き付けてくる。

「治安が悪くなるから、です。
気に入らない奴だろうと人間である以上、粗末に扱えば見ている人の心証は悪くなる。自分がその方に振るう暴力が、そのまま共同体の平穏さのレベルを避ける。
他人を粗末に扱う輩がいる。その事実だけで人は不安になり、保険を求め、しまいには自警団が歩き回ったり銃の携帯が当たり前になったりする。
他人のことなど気にするな、というのは公共の福祉を踏みにじる危険性があるワケですなあ。」

「ア、アノ、Excuse me.」

震える女の声が男の言葉を遮った。

「何です?」
「れ、冷房を少し緩くしてもらえると嬉しいんデスケド。」

パトリシア・バラン・瀬田の抗議にふむ、と男が首を傾げると、吹雪が止む。

「アーッモウ!耳が千切れて落ちソウ!」

立ち上がったパトリシアが凍った畳をぐしゃぐしゃと踏みつけて障子戸を大きく開く。日の光が凍結寸前だった褐色の肌を柔らかく熱してくれる。

「弱っちぃですねえ。」
「チョットだけ涼しくしてって言ったのヨ、ワタシは!」
「師匠を冷房器具扱いしておきながら、酷いものです。」
「あなたなんてこのぐらいの役にしか立たないデショ!」

湿気を含んだ畳に戻る気にもなれず、パトリシアはそのまま縁側に腰かける。男も立ち上がり、その横に座った。

「役に立たない、ですか。手厳しいなぁ。」
「お茶ガッチガチに凍っちゃってるじゃないノ!」

パトリシアが座敷を振り返って視線を向けた先には湯呑みがあった。
中には緑色の氷面が光って見える。
冷気を噴き出すことをやめても、男の姿は朧気なままだった。
全身がモザイクに隠され荒いドット絵のようだ。
彼は、そういう形でしか世界に認識されない。不完全さがそのまま見た目に現れる。
ドリームイーターと言われる魔性の特徴であった。


「悪ふざけをしたのはわざとですけど。」
「ヤッパリ!」
「師弟の恩も忘れて家電扱いされれば僕だって少し拗ねます。」
「スコシ、ネ。ヘエ、スコシ。……ウウッ!」

体の芯に残る冷えがぶり返して、パトリシアの背筋がはねた。

「今日は暑いから少し冷やしてくれる?なんてよくもまあ僕に言えたもんだと思いますよ。怖くはなかったので?」
「あなたはほかの師匠連中よりは話が通じると思ったカラ。」
「それは光栄です♪」
「通じなかったケド。」
「あっはっはっは!」
「強スギる能力なんてないのと一緒ダワ。」
「そうですかねえ?強すぎることなんてないと思いますけど。」
「じゃあアナタあの冷凍庫みたいなのを何に使うってイウノ!」
「文字通り冷凍庫とか?」
​​
男が肩を竦めて笑った――――かのようにモザイクが動いた――――。
​​
「新鮮なマグロを素早く凍らせて直送!」
「運送屋でもやればイイノダワ。」
「あとは、適当な宇宙からエネルギーを頂いたり?」
「ハア?」
「あれはね、実は気温を下げているのではないんですよ。エネルギーを奪っているのです。範囲を全宇宙に広げればあっという間に静かで終わりのない、終わり切った無の空間の誕生です。」
「さらっと言うワー。」
「必要なんですもの、しょうがない。神なるものに手を届かせるには、無茶の一つや二つできなければお話になりません。」
「神なるモノ、デスカ。」
「そうそう♪」

男が笑うと、笑い声に合わせてモザイク模様の首のあたりが細かく揺れた。

「僕はあいつが大嫌いでね。仕事抜きで殺そうと思ったのはあいつだけですよ。」
「ウソバッカリ。」
「ホントホント。」

「知ってるンだから。パパから聞いたわよ、掃除屋は狂った殺人鬼だって。」
「酷いなあ、コベルニル様は。紳士の具現たる僕を捕まえて殺人鬼とは。」
「神サマ、嫌い?」
「いやあ、うーん……。一般的に言われるところの一神教の神には別に恨みはないんですけど、ね?」

モザイク男が懐――――のような場所――――からガム――――に見えるモノ――――を取り出し、口――――と思しき部位――――に放り込む。
むっちゃむっちゃという咀嚼の音が、どうやらその推察が正しいらしいと示してくれる。

「そうじゃないのがいるの?」
「いるんですよこれが。説明がとても難しいんですが、平たく言うと地球侵略精神体みたいな奴でして。」
「アララ。世界は滅亡の危機ダワ。」
「手下をあらかた片付けたので一先ず脅威は去りましたが、僕も僕の仲間も、そいつ自身には全く触ることができていない。せめて一矢報いなければ死ぬに死ねないのです。」
「死ぬに死ねないから不老不死にナッタと。アーアー、Force of Willはなんて偉大なのカシラ。」
「本当にねえ。おかげさまで僕はもう、自分でもどうやったら死ねるのかわからなくなってしまいました。」
「『神の思し召し』なのダワ。」
「ああ、なんて腹立たしいことでしょう♪まあそれでも。」

筧が手を振り出して大雑把に死霊の群れを前方に解き放つと、

「エエ、ソレデモ。」

パトリシアは火を噴いてそれを焼き尽くす。

「思い通りに死ねぬ身を賜るのは、確かに僕の業には適切です♪」
「そしてきっと、アホみたいな理由で死んじゃうのヨ。死んじゃいナよ。それとも、とっくに死んでるノ?」

筧が楽しげに微笑んだ顔が見えた気がしてパトリシアは目を向けたが、やはりそこにはモザイクに隠された顔があるばかりだった。 

以上……。」

アイコン

カテゴリー: どうしよう, ケルベロスブレイド | コメントをどうぞ

COLORLESS CRIMINAL

「排泄物未満!

こんばんは、鳩です……。

イラストが完成しました!
下記より完成原稿をご確認ください。
===================
完成原稿
●アトリエページ
http://tw5.jp/gallery/?id=128264

●直接リンク
http://tw5.jp/gallery/combine/128264

===================
●商品確認
作家:大島天水
商品:宿敵イラスト

●発注オプション
・大きな画像(横768×縦1024)

●発注文章
【宿敵名】
カラーレスクリミナル
【宿敵種族】
ドリームイーター
【宿敵性別】

【宿敵設定】
全身が荒いモザイクで覆われている。
自身の外見を生かし殺人、盗難、拉致などあらゆる犯罪に手を染めている。
モザイクがほとんど晴れていないながらケルベロスの宿敵たりうる強さを持つ。
【発注文】
黒髪長身のモンゴロイド。男性。20~30代に見える。
引き絞られつつも力強いアスリートのような筋骨。菩薩のような笑顔。
白い革靴、白いスラックスに白いシャツ、その上に白いマオカラーコートと白づくめ。
その衣装に真っ赤な返り血の花が咲いている……。

のはずなのですが、顔を含め全身が荒いモザイクで覆われているため、黒い短髪長身の白づくめである、ということぐらいしか判断ができません。

手にしたナイフからハンカチで血をぬぐっています。
ナイフとハンカチだけはモザイクに隠されておらずはっきりと見えます。
===================

それでは、今後ともTW5「ケルベロスブレイド」をよろしくお願い致します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
===================

=============================================================
これは『ケルベロスブレイド』のイラストです。使用権は鳩、著作権は大島天水、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
=============================================================

大島天水様、ありがとうございました……。
全身がモザイクで覆われていてよくわからない、というイラストレイターのプライドと存在意義に疑問を投げかけるチャレンジャブルな発注だったのですが、請け負っていただいて感謝しています。
モザイクは細かく、割と風貌がわかってしまいますね。

細っこい男性が得意なのかな、とか考えます。
骨太と発注してもよかったかもしれませんが、デヴ(DEVU)と解釈されていた可能性もあるのでそこは難しいところです。

以上……。

アイコン

カテゴリー: ケルベロスブレイド | コメントをどうぞ

お前のラストダンス

「狂い悶えろ!

こんばんは、鳩です……。

611392_e03793_totalbody 611392_e03793_totalbody_full

イラストが完成しました!
下記より完成原稿をご確認ください。
===================
完成原稿
●アトリエページ
http://tw5.jp/gallery/?id=122622

●直接リンク
http://tw5.jp/gallery/combine/122622

===================
●商品確認
作家:美火
商品:全身イラスト

●発注オプション
・大きな画像(横768×縦1024)

●発注文章
イメージ:格闘ゲームに出てくる女性キャラクター。セクシーで豊満で力強さがある姿
装備:右手に金色の籠手、左手に銀色の籠手。
右の金籠手は薄く肌を覆うような形状、左の銀籠手は対照的に大きく重く、また側面に斧のような大きな刃がついています。
服装:詳細はお任せいたします。参照画像からのアレンジでも新規でも。
イメージしているのは、前述のように格闘ゲームの女性キャラクター。
サキュバスということも加味して、極めて露出度の高い衣装を望みます。
極端な話、股間から肩までの胴体においては覆うものが少なければ少ないほどよいです。
おへそ。
ポーズ:中国拳法のように構えています。牽制・防御用の右手を前に出しつつ必殺の左を矢弓のように引き絞っています。足は大きく開き力強く地を踏んでいます。

その他:アピールポイントは腰、へそ、乳房、股間。
シリコンを入れているので乳房、臀部はいくら大きくしてもいいものとします。
===================

=============================================================
これは『ケルベロスブレイド』のイラストです。使用権は鳩、著作権は美火、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
=============================================================

美火様、ありがとうございました……。
踊り子めいておりますね。みちっとした臀部から太もも、そして足首へと収束するラインが美しい。
腰の括れ、そしてダイナマイトtits。肩が若干がっしりめでとても良いです。
スケスケの助の前布に長い後ろ布、透けて見える下着はギリギリ。
頭身が高くオリエンタルな色っぽさが出ています。
表情は指定すべきでしたね、完全に失念していました。痛恨。折角ならもっとわがままを言ってよかった。
服のデザインも鳩自身では到底思いつかない仕上がり。毛皮付きヒールも豪奢感あります。
左手の斧の刃がついた左籠手は初のビジュアル化でしたが、だいだいこんなイメージです。はい。

発注文に対しては満点の回答を頂けたと思います。本当にありがとうございました。

さて、反省すべきはですね。エロくない。下品さが足りない。綺麗の枠に収まってしまっている。
見てすぐに「うわっこれドスケベ!」となるイラストを目指しているのですが、なかなかその意を伝える発注文ができませぬ。いや、単に鳩のいやらしハードルが爆上げになってるだけかもしれませんが。
下品な発注文ってどう書けばいいんでしょうかね。今回のも相当下世話なはずなのですが、綺麗な作品がレスポンスされまして、鳩の心の汚さが際立ってしまいました。

下品さにもいろいろあるのですが、その中でも今どう発注すべきか悩んでいる描写がありまして。
股間部を覆う布から大陰唇、土手、恥骨?がはみ出ている描写が欲しいのです。ちょっとずらすとおまんこだぞ!っていう。そしてできれば、おまんこの形にくぼんでいてほしい。おまんこえくぼ発生しててほしい。なんだよおまんこえくぼって。
それを如何にこう、当たり障りなく文章で表現するかで悩んでおるのです。
今(2017年3月初頭)ならば、“けものフレンズ コウテイペンギン” でファンアートをググって出てくるような食い込み股間です。
それもキャミィやモリガン・アーンスランドのようなVフロントで!(参考:http://calamel.jp/go/item/1011090229
今この記事を書いていて初めてVフロントという言葉を知ったんですけど。

次回は金銭的な都合で3月中旬以降でないと発注ができないのですが、もう一発スケベを頼むか、既に案を固めている宿敵に振るか、悩みどころ。特にスケベはVフロントというアイディアが正に今出たところなので旬なんです。鳩にとって。
あとパトリシアってあんまり露出するキャラじゃないというか。今更ですけど。
サキュバスらしい格好はしますが、人間のエロキャラの服を着せていいのか、というか彼女の仕事や戦闘においてVフロントなんて着る機会があるのか、とか考えてしまうのです。
そういう設定との整合性などを一切ぶん投げてスケベな発注をするのだ!と自分に言い聞かせてはいるのですが。ががが。そのためにスケベボディのサキュバスにしたのですから。

スケベ以外の点では、もうちょっと左の籠手のディテールを凝りたい感じです。
ベースになるイメージをこのイラストで作っていただいたので、それに肉付けしていく形ですね。肘から先だけナインハルト・ズィーガーみたいなでっけえ銀の塊がいいですね。
いっそ「縛霊手に似ています」とか言ってしまってもいいかもしれません。紹介ページの担当もサキュバスですし。鳩からの授け物ですから、霊が縛られているという名前のニュアンスにも合致します。

イラストの感想から離れてしまったのでこの辺りにしておきます。
美火様。ステキなイラストをありがとうございました。

以上……。

アイコン

カテゴリー: ケルベロスブレイド | コメントをどうぞ

答えは認めたくないけれど

「純粋に人類社会文明の為に一刻も早く消えよと申し上げている。

こんばんは鳩です……。

……妄想ケルベロスブレイド……。

本日もこちらの方を借り上げまする……。もう少し、何とかしてみたく。

終わらない歪み

地獄は落ちる場所じゃなく、迷い込む場所だ。
迷い込むような道筋にどれほどの罪があるかは分からぬが。

東京郊外のラブホテル「ホテル53X」の煙突からかすかな煙が上る日は。鼻の奥を刺激臭が微かに突く日は。その地下室で、人が殺された日だ。
遺留品を引き渡した後、ホテルのオーナーであるパトリシア・バランは去る車を見送った後真っ直ぐに地下室に戻った。
体液を流し去った後の水滴がまだ残っている。もともとシャワー室として作られた部屋だから、気兼ねなく汚せる。
残っているのは薬品の匂い。血の匂い。それらも轟音を立てる換気扇がいずれ吸い消してくれるだろう。
パトリシアはポケットから煙草の箱を取り出すと、一本引き出してシガレットホルダーに刺し、魔力の炎で火をつけた。

「た、煙草、喫うんです、ね。」
「エエ。」

戸口に立っていたウィルマ・ゴールドクレストに、振り向きもせず応えた。

「ただの真似事だけどネ。」

そう言ってホルダーから煙草を抜き去ると、魔性の炎で焼き尽くして投げ捨てた。

「あ、わ、わたしは気にしません、けど。」
「これもただの真似事ヨ。」

別に意味なんかないワ。
パトリシアは立ち上がり、ウィルマの横を抜けて部屋を出て行く。

「あの。」

ウィルマの声に、振り向かない。
焼き捨てた煙草の煙は、長く尾を引いて排気口へと吸い込まれていった。

――――

「見て、ません、から。」

ホテルのバックヤードでパトリシアと二人きり、ウィルマは椅子に座っていた。

「フライドポテトでも食べる?」
「はい。」

立ち上がったパトリシアの背に声を返す。

「決定的な瞬間、は、見てません、から。わ、わたしは、証人になりえません。あの部屋でパティが何をしたか、は。大体察しはつくというか、実は、その、見るとめんどくさいな、と、思って、わ、わかってて寝たふりをしてたというか。いや、わかってはいないんです、よ?」
「イイワヨ。」

フライヤーに火を入れ、冷凍庫から業務用フライドポテトの袋を取り出す。

「あなたには前に教えたシ。ワタシの本当の仕事はヤクザだって。」

油を温めている間に大皿に紙を敷き、ケチャップと塩とうま味調味料を用意する。ケチャップは小鉢にあけ、塩とうま味調味料をフライヤーのそばにスタンバイさせる。

「は。はい。」
「通報とかシナイってとっくに信頼してるカラ。」
「ありがとう、ございます。はい。」
「……。」
「……。」

フライヤーの画面が適温をしめしたので、四角いテボに冷凍ポテトフライをザクザクと流し込んで油に沈めると音と湯気が湧いて出た。ポテトの香りを空気に吹き込み、そして換気扇へと消えていく。

「よ、よく作るんですか、料理。」
「ゼーンゼン。」
「お肉とかサラダ、とか、よく出してくれています、けど。」
「焼くだけ切るだけだしネエ。見栄えも考えない味付けもドレッシングやらクレイジーソルトやらにお任せのアレを料理と呼ぶのは抵抗あるワ。」
「そ、そんな料理未満だと自覚しているもの、を、わたしたちに出していた、と。いうことですか。」
「我ながらいい面の皮してると思うワ。これだって冷凍品だしネ。」

そう言ってテボを引き上げ油を切ると、ポテトを大皿にあけ、塩とうま味調味料を振りサービングスプーンを使ってまんべんなく和える。

「お待ちドオ。」

テーブルの真ん中にポテトの乗った大皿とケチャップの入った小皿、そしてガーリックの小瓶を置いて、食物を挟むようにウィルマの正面にパトリシアが座った。

「いただき、ます。」

パトリシアはいつの間にやらビールの小瓶を手にしていて、栓を親指で軽々と弾くと、豪快にラッパ飲みした。

「シラフでする話でもないしネ。」
「あ、あの。特に問題化するつもりは。」
「わかってるっテバ。暇そうだったからおもてなししただけ。イケナイ?」
「いえ。大丈夫です。はい。今日は、暇です。今日は。」
「何か言いたいことがありそうだったし。」
「……仕事、は。楽しいんですか?」

ウィルマの問いに、パトリシアが視線を返した。

「快楽もなく、憎しみも、怒りも、なく。殺すって。ちょっとその。想像できなくて。」
「前にもそういう話、したワヨネ。」
「ホテルの常連で腹割って話そうって、ありました、ね。」
「失敗したケド。」
「その時、は。答えを聞きそびれ、ました。」
「……。」

パトリシアは椅子に掛けてあった上着のポケットをまさぐった。
取り出したのは紙箱とシガーホルダーと携帯灰皿。

「吸っても?」
「ど、どうぞ。できればあちらを向いて、ください。」
「ドウモ。」

紙箱から煙草を一本取り出しホルダーに番え、指先から出した炎で火をつける。
ホルダーの吸い口をほんの軽く銜え、口の隙間の空気ごとゆっくりと吸いあげ、そして長く薄い煙を横を向いて吐き出した。

「快楽が伴うのは拷問のトキですネ。」

思い返してみれば、デスケド。
ポテトを一本口に入れ、飲み込んでから言葉を続ける。

「作業デスネ、ハッキリ言って。
拷問だって手順は決まってるシ。殺すのはモット単純デス。
多分、多分ネ、これはワタシが下請けだからだと思イマス。」
「下請け、です、か。」
「憎い相手ってワケデモナイし、好みの顔してるワケデモナイ。そりゃあ、拷問するトキはそれなりに宥めすかしたりシマスケド、それだってほとんどroutineデス。手順通りに言って聞かせて痛めつければ大抵のことはゲロってクレマスし、吐かなければ吐くまで放置なり見せしめにバラすなり。」
「な、るほど。」
「仕事は愛してるかもしれないケド、ターゲットは愛してナイってコトカナ♪」
「愛してるんです、か。仕事。」
「……。」

返事の代わりに、パトリシアは深く煙草を吸い込んだ。

「辛くなければ、煙草、吸ったりしないと思います。けど。パティは、普段は皆の前で煙草吸ったり、しません、し。」
「どんな仕事だって楽じゃナイモノ。」
「殺す、仕事。辛そうに、見えます。」
「誰もやりたがらないから仕事になるんデショ。」
「殺すの、向いてないんじゃないですか。パティ。」

エメラルドグリーンの瞳が、前髪に隠されたウィルマの瞳を睨んだ。

「このホテルのオーナーに、なれるほど、お金があって。それなのに、やりたくもない、下請け。どうしてやってるんですか。」
「逆ヨ、逆。順序が逆ナノ。
汚れ仕事を請け負う代わりニ、金とコネと権利を持たされてるノ。」
「持ち逃げ、すればいいじゃないんです、か。
パティなら。人間のヤクザぐらい、楽勝、でしょう?」
「人間だけならネ。」
「ケルベロスのヤクザ、なんて。それこそ表立って動けるわけが、ないと。思います。バックれて、自由になれるんじゃ、ありません、か。そう、思うんです、けど。」
「ワタシは今ダッテ自由にやってるワ。」
「どこが、ですか?」

ウィルマの荒れた茶色い髪の奥に、漆黒の瞳がちらつく。パトリシアはそれをのぞき込む。深淵のようなその闇を。

「わたしたち、を。もてなすほどのお金が、あって。料理……と、パティは認めませんでしたけど、わたしたち、に出せるぐらいには凝る余裕が、あって。
それなのに、や、やりたくもない仕事を、しなければいけない、のは。しっくりこない、というか。」
「だからそれは因果が逆なんだッテ。」
「少なくとも、自由ではありません、よね。」

煙草の先端から煙が直上へと延びる。
パトリシアの指先は動かない。

「したくないことを、させられてる。」
「あなたはそうじゃないってイウノ。」
「今はパティの、話です。」
「一般論の話デショウ?やりたくないコトをしなきゃいけないトキは誰にだってあるってイウ。」
「パティはそれが。不自然過ぎる。」
「……アァン?」
「だ、だって。脅されてるんだか何だか知りません、けど。人を拷問、して、殺して。それが単に『やりたくないこと』なんて。そんなのおかしい、じゃ、ないですか。」

ポテトを一本ずつつまんでは食べる、を4回ほど繰り返した後、ウィルマは言葉を続けた。

「凄くやりたくないこと、か。好きでやってるか。そういうこと、じゃないんですか?そういうものじゃないんですか?人殺しって。
パティだって、凄くやりたくない、からこそ、そうやっていつも吸わない煙草を吸って。」
「『煙草如きで済んじまう程度のこと』なのヨ、ウィルマ。」

パトリシアはホルダーから煙草を外すと、携帯灰皿に押しつけ消してしまいこんだ。

「ワタシが殺しに向いてるかドウカ。ワタシにも正直わからないワ。でもワタシはそれをずっとやってキタ。その延長でデウスエクスも躊躇いなく殺せる。
いや……敵(デウスエクス)を躊躇いなく殺せるようにする為に、里はワタシに人殺しをさせ続けたのカモ。それで今こうしてまだ仕事ができてるってことは。結果論だけど、ワタシは殺しに向いているのダワ、きっと。」

ケチャップを滴るほどつけて、ポテトを口に運ぶ。

「あなただってデウスエクスは躊躇いなくぶっ殺せちゃうデショ?
……アー、イヤ、言い方が悪カッタデース。
『人殺しとデウスエクス殺しを切り分けられる』んデショ?アナタは。
ワタシは切り分けられないノ。
人もデウスエクスも、等しく『ただの他人』。だから殺せる。デウスエクスを殺すときはワタシが望んで依頼に入ったときダケド、人を殺すのは誰かから依頼されたとき。
煙草吸いたくなるほど人殺しが憂鬱ナノハ、押し付けられた仕事だからヨ。」
「じゃ、じゃあ、自由ではない、んです、ね。やっぱり。」
「シガラミがあるのダワ、ワタシにも。
で、そこから逃れたいとは思わないくらいニハ、そのシガラミがワタシには……。
……アー、長くなるケド。聞く?」
「ぜ、是非。」
「結果論で言えバ、いいことも悪いことも全部天秤にかけた上で、ワタシは『人殺しを選べる奴なんだ』ってコト。」

そう、そうなのだ。
そうでなければ。
そう生まれそう育ったのでなければ。
今の自分はあり得ない。
様々な選択肢からここに至る道を選んだ。それ以外を選ぶ自分がそこには居なかった。たらればを何度重ねても、今ここにいる自分は変わらない。

地獄は迷い込む場所ではなく、望んで行く場所だ。

「そうなるに至るにはイロイロあったのヨー。酔っ払いの繰り言、聞いてもらうワヨ。」

『望まされたのだ』、としても。

 

以上……。」

アイコン

カテゴリー: ケルベロスブレイド | コメントをどうぞ

Contortion

「ぐえ。

こんばんは、鳩です……。

598806_e03793_totalbody 598806_e03793_totalbody_full

イラストが完成しました!
下記より完成原稿をご確認ください。
===================
完成原稿
●アトリエページ
http://tw5.jp/gallery/?id=115581

●直接リンク
http://tw5.jp/gallery/combine/115581

===================
●商品確認
作家:猫背
商品:全身イラスト

●発注オプション
・大きな画像(横768×縦1024)
・暴走

●発注文章
暴走状態です。
イメージは「異次元の存在が無理やり出てきた」。
数多の触手、無機物、金属の結晶、水や風やプラズマなどの流体、暗闇とその中に光る無数の目、格子状の構造などが絡み合って、なんとかパトリシア・バランだったような形を織り上げているような状態です。
大きく開けた口と眼窩は虚ろで底なしのようです。

右腕には金色の籠手、左腕には銀色の籠手を装備していますが、指先や関節部から触手やエネルギーがはみ出ています。

エルドラージを強く意識しております。
===================
=============================================================
これは『ケルベロスブレイド』のイラストです。使用権は鳩、著作権は猫背、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
=============================================================

猫背様、ありがとうございました……。
エルドラージにしたかったんですよ。はい。
こりゃいつもの発注ミスでありましたね。エルドラージでありさえすればいいと思ったのですが、見返すとやはり大雑把すぎる発注でした。申し訳ありません。
間違いなく発注通りのものを頂いております。うーん。そうか。そうですね……。
ありがとうございました……。

以上……。

アイコン

カテゴリー: ケルベロスブレイド | コメントをどうぞ

ハンズLOFTニトリ

「知れば知るほどに夢は見られなくなる。物理に慈悲はない。

こんばんは鳩です……

……妄想ケルベロスブレイド……。

本日はこちらの方を借り上げまする……。

酩酊の夢幻
んぁ。
自分の出した声があまりに間抜けすぎて一気に目が覚めた。

「あの。い、鼾が煩かった。ので。」

ベッドの傍らに立つ茶髪が、パトリシア・バランを見下ろしながらおどおどと言った。

「……ショック!」

叫んでパトリシアは勢いよくと起き上がる。同時に胃痛と頭痛が襲ってきて背を丸めた。脳裏に昨夜の暴飲がよぎる。
ここホテル53Xの10人部屋に、今寝ているのはパトリシア・バランと茶髪の女、ウィルマ・ゴールドクレストの二人だけだった。一先ず、起きてからも他人に騒音を与える
ホテルと言ってもラブホテル、本来ならあるはずもない多人数部屋は、オーナーであるパトリシアが無理やりに作らせた、ケルベロス専用の雑魚寝兼多目的部屋である。

「イビキー、かいてましたカ。」
「歯ぎしりも。して、いました。」
「ショック!!」

パトリシアの背をさすりつつウィルマは追撃を加える。

「ゴ迷惑をおかけしまシタ。」
「マウスピース、が効くみたい、ですよ。い、鼾にも、歯ぎしりにも。」
「あー顎痛イ。飲み過ぎて寝ると大体こうなるんデスヨネェ。酔い覚ましに買いにいきマス。」

首をゴキゴキと回すパトリシアに、ウィルマが首を傾げる。

「悪酔い、ですか?ケルベロスなのに。」
「ア。」

パトリシアはウィルマの言葉に呆けた顔をすると、目を閉じて眉間にしわを寄せ手を中空にかざし、何やら集中するそぶりを見せた。そうしたまま5秒ほど停止した後、ふぅぅと長い息を吐き出す。

「アリガトウゴザイマス。」

パトリシアの顔からは、すっかり憂いが消えていた。
ケルベロス。それは無敵の生命体。
同種、あるいはデウスエクスと呼ばれる神性以外によっては決して傷つかず侵されない。
悪酔い如き、それを「取るに足らぬ毒」と意識して自身の超不死性をぶつければ瞬時に消え去るものなのだ。
それすらも忘れさせるのが酒の恐ろしいところではあるのだが。

「にしても鼾デスカー。」
「歯ぎしりも。」
「ショック。」
「行きましょう、か?一緒に。」
「エ?」
「マウスピース、買うの。に。」
「一緒ニ?」
「は、はい。」

しばし見つめあう。
ウィルマの頭髪は前髪も長く、その双眸を完全に覆い隠している。が、その先にある目線は確かにパトリシアの翡翠色の瞳と対峙している。わかる。ケルベロス特有の敏感な感覚故に。
或いは、ケルベロスとして戦った戦士の勘故に。

「……是非。」
「は、はい……!」

身支度してきますね、とそそくさと部屋を出ていくウィルマの背中をパトリシアは微笑みながら見送った。

「ああ、そうだワタシモ!」

手で髪を掻いて寝癖を確認しながら飛び起き、シャワールームへと飛び込んだ。

—-

「……思ったんダケド。」
「は、はい。」

百貨店内雑貨コーナー。
パトリシアとウィルマの眼前には、『いびき、歯ぎしり防止に!』と自信満々に書かれた箱が陳列されている。

「ケルベロスの咬筋力に耐えるマウピーが市販されてるワケがナイって気づくべきだったわヨネ。」
「す、すみません。」

彼女らケルベロスは常人とは一線を画す身体能力を持つ。
一般人向けマウスピースを使ったところで、一晩で粉々になるのは容易に想像できる。
容易に想像できるはずなのだが。
実際に店に来て商品を見るまで気づけないぐらいには、二人ともおでかけに浮かれていた。

「ショーガナイ、マウピーは医者に任せるとして、何か買うカー。」
「医者、ですか。」
「ケルベロス専門の整形外科がいてサ。そいつに訊いてミル。」
「な、なるほど。」

パトリシアは自分が豊胸・豊尻手術を受けていることを公言している。そのことに思い至り、ウィルマも合いの手を打った。
ケルベロスの肉体は神性も魔性も伴わない攻撃では傷をつけることができない。
よって、外科手術には神性を持つ医師、つまりはケルベロス自身でなければ実行できない。
彼女の美容整形もケルベロスの医師が受け持ったのだと思い至り、ウィルマは二つの意味で頷いたのだった。

「ケルベロス用の、マウスピース、ですか。テ、テンプレート、も、お願いできるかも、ですね。」
「あー。Good Ideaデスネー。」

ムシロそっちのがイイカモ。身体能力が30%もアップするなら下手なバフより効果あるワ。
応えたパトリシアの両手には、避妊具がにぎられていた。

「つ、使うんですか。」
「ワタシ?ノーノー。ホテルの備品ヨ。」
「なんだ。び、びっくりしました。」
「ナーニ?ヤいてるノ?」
「そういうわけでは、あ、ありませんが。」

どもり具合から見るにどうやら本心だとパトリシアは判断した。一年以上の付き合いともなれば、彼女のどもりが心理的なものか性癖的なものかは判断がつく。
つまらなそうな顔をして避妊具を棚に戻した後、パトリシアは懐から出した手帳に商品名をメモした。

「アリガトね、ウィルマ。」
「何のこと、ですか?」
「鼾と歯ぎしり。言われなきゃ気づかなかったワ。」
「お、お酒は。ほどほどにした方がいい、と。思います。」
「コトゴトクオオセノトオリデ。」

何しろ自分の神性すら忘れてしまうほどなのだ。飲ませ続ければデウスエクスでさえ殺しうるだろう。
酩酊は神ですらも逃れえぬ魔性の仕業だ。

「ウィルマはお酒呑めないんダッケ?」
「み、未成年、です。」
「法律はどうでもよくてサ。」
「吞んだことは、ありません。」

パトリシアが目を細めて、前髪に隠れたウィルマの瞳を探した。

「お酒はイイワヨ?」
「そ、そんなふうには、とても。思えませんが。」
「酔わなければ見えない景色がありマス。」
「見たくない、です。」
「イイエ。」

いずれ、見る日が来るワ。あなたがケルベロスであるならば。神性・魔性の体現者であるならば。
現実から切り離された真実を見る日が来る。

「き、来ません。」
「それは残念。」

ならばよし。ワタシの見る夢がワタシだけのものならば。
望んでいたぞと。
大盃に映る二人を、笑みと共に飲み干すは。

以上……。」

アイコン

カテゴリー: その他, どうしよう, アクスディア EXceed, ケルベロスブレイド, シルバーレイン | コメントをどうぞ

2足す2は

「虫けらでもまだ可愛げがある。

こんばんは鳩です……

……妄想ケルベロスブレイド……。

鮮やかな迷妄

「ま、免許中伝と言ったところですかね。」

大分甘い判定ですけど、将来性に期待して♪
丘・敬次郎は声をかけたが、パトリシア・バラン・瀬田は土の上に四つん這いで息を整えるのに夢中になっていた。

「龍食み、正式名『無尽打・龍食み』は、死ぬまで打てば死ぬだろう、という理念が根本にあります。今あなたが僕にやったような、『できるだけ長くたたき続ける』というのは、実際には理念からは少し外れる。」

そういって丘はしゃがみこみ、パトリシアの額に自分の額を近づけた。
丘の長いツーテールが地に擦れ、些細な音を立てる。

「しかしながら、僕やあなたのような魔性神性の領域においては、『死ぬまで殴り続ければいつか死ぬ』というのは多くの場合徒労に終わります。少なくとも格上を殺す武器にはなりえない。」

耳元に吐息の温度を伝えるように、丘は囁く。

「何故なら、神魔の戦いにおいて格の違いは極めて絶大だからです。
ヒト同士の殴り合いなら、子供でも格闘技の世界チャンプを殺す目がある。
だが、我々の戦いにおいて、力の差というのはそんな甘っちょろいものではない。
羆対人間ならまだマシな方で、アメーバ一匹対ゾウの群れなんていう差すら茶飯事です。
何しろ種族そのものが違って当然の世界ですから。
アメーバが一生をかけてゾウを殴り続けたところで……
ねえ?」

丘の発する艶めかしい吐息は、パトリシアの官能を少なからず疼かせた。
こんなことに房中術など使わなくてもいいだろうに、と思うも、パトリシアにはまだ言葉を発するだけの余裕がない。

「だから、龍食みの『死ぬまで攻撃を続ければ殺せる』という理念は初めっから破綻している。
破綻した理念など教えてもしょうがないので、あなたには『反撃の暇を与えない連打』こそが深奥である、と嘘を吐いた訳ですが。しかしあながち嘘でもない、と。」

パトリシアが立ち上がる。褐色の肌が日に照らされて光った。丘はにんまりと笑い、その目を見据えながら自分も立ち上がった。

「辿り着けない真実など無意味ですから。より役に立つのなら嘘でもいい、嘘がいい。」
「……そうデスカ。」

荒い吐息のついでに吐き出すように。パトリシアは答えた。

「一先ず中伝、有難く頂きマス。」
「はい♪」

丘は土に汚れた膝をはたき、ついでにパトリシアの膝もはたき、どさくさ紛れに腿をぐっと掴んだ。その手首をパトリシアは握り返し、強くにらむ。
丘は視線を笑顔で返してパトリシアの手を軽々と振りほどいた。

「理念ごと破綻している奥義を何故教えたのか。
それは、概念の実現こそが我々の力の源だからです。
ああ……忍者の職務において、できないことに挑戦するのは下の下です。実現できるように計画を立て準備を整え、実行するときには九分九厘成功している。それが忍者の仕事というもの。
手品師や探偵とかもそうですね。
人の心の裏をかく職業においては本番など一連の仕事のほんの一場面に過ぎない。

しかしながら。」

丘が背を向けざまに手を振ると、青空はこの世ならぬ眩暈の如き虹色に変わった。明滅し流動し湧いて消えるマーブル模様は眼球を通して脳をかき混ぜんとしているようだ。

「アメーバの分際で、ゾウと戦わねばならない時は来るのです。
何しろアメーバですから、自分の都合通りにはゾウを動かせないこともある。というか大体そうです。
それでも死にたくはありませんし、なんとなれば今この場でぶち殺さなければいけない時もある。
そういう時に必要なのが、概念の実現という奴なのです。」

丘が振り返ると同時に、空は通常の青へと戻った。
パトリシアは拳を構えていたが、一度は飲み込んだ吐瀉物を異変が収まったことで力なく吐き直した。

「力の及ばぬ相手には『死ぬまで殺し続ける』など出来ない。
しかし、出来ないというただ一点を除けば、『死ぬまで殺し続ければ死ぬ』んです。
『殺せるまで殺し続ければ殺せる』。
自分がアメーバなら、アメーバでなくなればいい。自分もゾウになればいい。ゾウほど巨大なアメーバになればいい。
『殺せるまで殺し続ければ殺せる』という概念を実現可能な何かになればいい。
本当とか真実とか、そんなものは味方になってくれません。
嘘でもはったりでも、不可能を不可能のままにしている前提条件を塗り替えるモノだけが味方になってくれる。味方に引き入れなければいけない。
これは単なる精神論じゃないんですよ。そういう魔法が必要になる時が来る。そういう魔法でなければ太刀打ちできない相手が、実在する。」

真剣な丘の目を、真剣なパトリシアの目が見つめる。
パトリシアにはもうわかっている。
彼の言っていることは出鱈目ではないと。
先ほど丘が引き起こした異変も、これまで彼が数多の理不尽を実現してきたからこそできる芸当なのだと。
そして、そのような『嘘』がパトリシア自身の身を隙間なく埋め尽くしていることも。

「僕の師匠達は、そういう『嘘』の達人です。
それでありながら、どこまでも嘘を許せない人だった。」
「人(ヒト)……?」
「そう、人(ヒト)♪」

パトリシアの疑問に丘は我が意を得たりと満面の笑みを返した。

「あの人たちはねえ、どこまで人(ヒト)なんですよ。
どうしようもない人でなしですけど、人(ヒト)でしかありえないんです。
人間ってのは、大なり小なり誤魔化しの中で生きています。
嫌だけど我慢するとか、うっかり口をついて出た言葉に引っ張られるとか、相手を気遣うが故に自分の感覚を無視するとか。
世代を超えれば、殺された痛みさえも忘れられる。
酷い戦争をした相手とも、時間さえかければ笑顔で握手ができる。建前と分かっていても。
それどころか本心ならぬ建前こそが妥協の本質であり、妥協こそが組織を、ひいては国同士を繋ぐ絆となる。
それが人間の強さです。真実よりも現実を見て、実利の為に原理主義を排する。
都合の悪いことは忘れ、状況に合わせてペルソナを無自覚に切り替えそれでも同一性を維持できる。そんな欺瞞を欺瞞とすら認知しない。
それが人間の理性であり、本能であり、柔軟性であり、強さです。
……師匠達は、それが欠けている。」

欠けている、とは。

「人間と折り合いが付けられないんです。
『正しいことは正しい』。
……ああ、いや。『悪いことは悪い』。そんな理念に嘘を吐くことが出来ない。
だからこそ、彼らは人でなしなんです。
人には違いないが、人の間に生きる人間ではありえない。
狂人と呼ばれる種類の存在です。」

パトリシアは思い出す。
幼いころ、傘立ての傘を盗った。
そこに傘があったから。今にして思えば、無料で持って行ける展示物のように見えたからだろう、と理屈はつけられる。
今は悪いことをしたとは思うが、償うほどの気概はない。
或いは、同級生の悪口を流して傷つけたことがある。
本当に奴が学校から消えてしまえばいいのにと願い、それが正しいと信じた。
今はそれが愚かな拘りだとわかるが、謝りに行かねばならぬと急き立てられるほどの罪悪感はない。

「どうしようもない凡人……。」

パトリシアの口から漏れた言葉に、丘はまたにんまりと笑った。

「僕やあなたは、その点で決定的に師匠達と違うんですよ。
まあ傍から見たら狂気の度合いの違いでしかなくて、フツーの人から見たらどっちも狂った殺人鬼にしか見えないでしょうが。
僕らはフツーじゃないんで。僕らの立ち位置から見るしかない。
そうしたらやっぱりあの人たちは、段違いに狂っている。」
「……ソレデ?」

パトリシアは自分の声の意外なほどの冷たさに驚いた。
そもそも自分がフツーじゃないなんてことをワタシは『知ってはいるけど認めてない』し、上の連中がどの程度狂っているかなんて興味ないし関係ない。

奴らは『世界を作ったと嘯く神が許せない』と言っていた。すべての行動はそいつらをぶち殺すため、と。
その不可能を嘘にするために、様々なことを嘘で塗り替える方法を練り上げたのだ。

存在しないはずの場所に存在する。
耐えられないはずのダメージに耐える。
避けられないはずの老いを避ける。
そうして奴らは時間を超え空間を超え、肉体の頚木さえ乗り越えて不滅と無限を手に入れ続けた。
『殺せないはずのものを殺す』というただ一つの嘘に辿り着くために。

そんなことどうでもいい。

「ソレデ、ワタシは強くなれるノ?」

パトリシアの左手には、頑強な銀のガントレットが装備されている。
奴らの片割れから受け継いだ銀の腕。苛立ちと共に握りしめた拳は、粘膜に似た酷く生々しい感触だった。

「あの戦争のあのガス室デ。あの街デ。あの爆弾デ。何人死んだのカ。
皆嘘だって知っていながら信じテル。
フツーの人ダッテ。フツーの人だからコソ。人の死さえモ建前で置き換えルことがデキル。それがフツーの人間のフツーの感覚ヨ。
狂気と正気の違いは、『堂々と実行しちまえるかどうか』。それだけヨ。」
「そして、師匠達は『堂々と実行しちまえる』。」
「それをワタシたちとあいつらとの違いだって言うワケ?
あなたが言った通りフツーの人から見たら、ワタシもアナタもアナタの師匠連中もただの狂った殺人鬼ヨ。『実行しちまった』ンダカラ。
ワタシが強くなれるかどうかは狂気の度合いなんか関係ナイ。
その狂気に何を捧げたかヨ。
それで。何を捧げればいいワケ?どうすれば、何をどう思いこめバその奥義って奴は実現できるノ?
Not “WHAT” but “HOW”.
それだけ教えてヨ。」

丘はにんまりと笑った。
今やパトリシアの緑色の瞳は強い光を放ち、口腔は底の知れない暗黒の奈落になり、握った拳からは現実を書き換える虹色の光に揺れていた。
望みさえすれば、誰でもそこに至れる。

「それを教えたかった……♪」

どの真実を塗りつぶすべきかなど、誰もが知っている。
大事なのはそれを実現する魔法と狂気。
丘の唇が開き、蠱惑的な響きで禁じられた呪文を囁き始めた。

以上……。」

アイコン

カテゴリー: その他, どうしよう, アクスディア EXceed, ケルベロスブレイド, シルバーレイン | コメントをどうぞ

BLACK BLACK GUM

すごく大きくて真っ黒なちんぽちんぽ

こんばんは、鳩です……。

604618_e03793_totalbody 604618_e03793_totalbody_fullsize

イラストが完成しました!
下記より完成原稿をご確認ください。
===================
完成原稿
●アトリエページ
http://tw5.jp/gallery/?id=111558

●直接リンク
http://tw5.jp/gallery/combine/111558

===================
●商品確認
作家:竹口 輪吉
商品:全身イラスト

●発注オプション
・大きな画像(横768×縦1024)

●発注文章
イメージ:街を歩く格好。目立つほどではないが、見る人が見れば「コールガールだな」と分かるようなエロさがあります。化粧濃いかも。
いろんな意味で肉体派です。

服装:黒い革のジャケットの下に黒いシャツ。黒のタイトスカート。
全体的に暗色の印象だが、体のラインが強調される衣装。
シャツもスカートも小さめで胸や腿の肉が露出されるように工夫されています。
丸いレンズのサングラス。革のハンドバッグ。

ポーズ:待ち合わせの人物を見つけたような場面。
片手でサングラスを持ち上げて、もう片方の手でハンドバッグを肘にかけつつ挨拶をするように上げています。
目を大きく開いたニコニコ笑顔。

参照画像との違い:髪の毛が長く腰ぐらいまであります。また肌は可能であればもう少し黒めでも構いません。

お任せ:服装に指定していない装飾、装備品はお任せします。
服装やポーズもおさまりが悪いようならどんどんアドリブしてもらって構いません。
===================

=============================================================
これは『ケルベロスブレイド』のイラストです。使用権は鳩、著作権は竹口輪吉、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
=============================================================

竹口輪吉様、ありがとうございました……。
トミーウォーカーでイラストをお見かけしたときに、「腕上げてるな!」と思い、ケルベロスカードの納品物でもえっちなねーちゃんを描いていらしたのでお願いしました。
モデルはなんかbrazil callgirlとかで検索してたら出てきたジャケット着た女性。今検索してみたけど出せねえ。
お尻を大きくお描きにならないのがちょっとだけ残念ですが、おっぱいは大盛なのでよしとしましょう。

さて、これ驚くべきは納期。
リクエストは12月16日1時17分。
リクエスト受理が18日17時46分。
納品完了が21日16時33分。
リクエスト受理から3日足らず。リクエストからでも僅か5日と15時間。
トミーウォーカー全体でみると、異例と言ってもいい筆の速さです。
勿論単に速いというだけならこれ以上を頂いたこともありますし、期間限定ながら短期間で恐るべき納品量、というバケモノもいますが、リクエストしてほどなく受理、さくっと納品というのは小気味よさを感じました。

イラストについてですが、なるほど確かにそのポーズだとおでこちゃんになりますね。よしよし。チョーカーや太もも飾りもさりげなくエロくていい感じ。前髪の処理はかなりざっくりしてますが、しっくりくるのでよし。惜しむらくは、角の色がカードの背景にちょっと溶けてしまっていることですが、落ち度というほどのことでもありますまい。
あとおっぱいを横じゃなくて縦に膨らませる方だったというのは貴重な知見です。単に横から圧迫されている様を描いたら自然とそうなっただけなのかもしれませんが。
パツパツおっぱいの表現としては、横に広げる、ロケットおっぱいにする、今回頂いたもののように斜め下にぶら下がるように縦に膨らませる、というパターンが見受けられます。
いや、特にそれがどうしたということではなく、おっぱいは縦横のふくらみパターンがあると語りたかっただけです。
よく見ますと、服や髪の質感の過不足のない描写に感心します。
描き過ぎず略し過ぎず。こうして無機物をさらりと描けるのはやはり技量ですよね。
無機物が苦手でいらっしゃる方は結構多くて、「人物は上手いんだけどなあ……」という作品を見たことも何度もあります。それを考えると、これは結構な技量と慣れが反映された衣服ということになりましょう。
ジャケット、シャツ、スカート。それぞれ質感が伝わりつつもクドくないいい塩梅になっています。
前歯、オデコ、笑顔、おっぱい、いろんなものが合わさって、なんだか目を離したくないイラスト。
いいものを頂きました。竹口輪吉様、ありがとうございました……。

以上……。

アイコン

カテゴリー: ケルベロスブレイド | コメントをどうぞ